●ベンダマデレーン

初めまして。
4月から新卒として入社させていただいた、2017年卒のベンダ・マデレーンと申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

思想から経済、マーケティングまで。幅広く打ち込んだ学生時代

以前より日本に興味はありましたが、日本で生活することになるとは思わず、母国ドイツでは、思想と経済を学んでいました。
この組み合わせは少し珍しいのですが、学習分野のバランスをとる為にこの二つを選びました。

バランスについて言うと、人文科学の感覚で人の考え方・気持ち・刺激を研究し、社会の基本、経済やビジネスについての知識も学ぶことを目的にしておりました。

【経済】は、社会の基本で、どの国のどんな仕事にも関係があります。
【思想】は、ヨーロッパでは、「最も人間の対立を生むもの」として重要視されている分野で、グローバルな現在の世界において、ヨーロッパ人の私は、この二つの分野は押さえておくべきであると考えておりました。

大学では、各国のあらゆる種類の思想・信仰を中心に研究し、時間のある時には専門団体を見学に行ったりしていました。
単純に思想を学んでいたのではなく、思想に携わる個人のモチベーション 、そのゴール、世俗的な信念、確信も含めて、大枠から細部までを学びました。

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▲夏の勉強スポット

信仰における考え方や信念、「相手の気持ちに訴えかけ満たす」という点、これはマーケティングの分野でも非常に役に立つのではないかと考えておりました。
そこで、実際にこれを検証してみたく、マーケティングに関するインターンシップ、欧州議会でのインターンシップを経験し、これらの関連性を強く実感しました。

その後、ドイツでは定番の大学院に進み、社会的な部分の強化の為、国際学部にて日本の憲法についての卒業論文を書きました。
私がなぜ日本をテーマにしたかというと、大学時代の部活も重要な要素となっています。

国際交流を通して、日本に魅力を感じた

部活では、ボランティアワークをしていました。
プロジェクトの為の募金活動、文化交流のイベントに参加し、日本からの留学生にドイツ語を教えたりしていました。
その活動の中でできた友達の文化をもっと知りたくて、あらゆる国の外国人のクラスメート、特にアジア人と一緒にお互いの国の文化交流を図り、文化の違いを共有しあいました。

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▲ボランティアで訪れたペルーの学校

この様に国際的なフィールドで勉強をする機会が多かったので、語学は学生の時から力を入れておりました。
しかし、単純に勉強をするだけではなく、実際に現地での生活を経験して各国の雰囲気を肌で感じたいと思い、アメリカ、ベルギー、ペルー、そして日本での留学を経験しました。

これらの経験の中で、『異文化交流に関連した仕事』『海外で働きながら、海外に住みたい人をサポートする仕事』につきたいと考えるようになり、強く魅力を感じた日本で就職したいと思うに至りました。

就職活動で出会ったZENKENの魅力

就職活動においては、まず日本語のレベルが足りないなど、様々な不安もある一方で、もし働けるチャンスがあるのであれば絶対一所懸命頑張って成長し、できるようになる自信もありました。
そのような状況の中で、就職活動イベントで全研本社と出会いました。

私にとって、全研本社の「なんでもできる、なんにでもなれる」という採用コンセプトは強く訴えかけられるものでした。
説明会の雰囲気からして他の会社とは違い、「誠実・チャレンジ・嘘はつかない」これらのバリューが魅力的でした。
また、先輩社員の方々の協調精神、そして向上心に関する考え方はとても強く感じられ、説明会に参加した他の学生、そして説明会全体にもそのチームスピリットが感じられ、私にとってその説明会の会場はとても印象的な場所となりました。そして、こんな方達と一緒に働きたいと強く感じました。

発展性、バリュー、何より「人」は全研本社の魅力です。
更にはITのプロフェッショナルであり、語学事業ビジネスを通じて、国際的な面もあるので、私が求める「社会人としての成長」そして、私のバックグラウンドや関心ともマッチしているとも強く感じました。

ITに関しては未経験だったのですが、全研本社の「なんでもできる、なんにでもなれる」というポリシーに自分も共感し、今後の人生において、ITを含めて自分の得意な分野やスキルなどを絶対ここで見つけられる、見つけてやると感じました。

また、新規事業企画提案会のZEROなどの様に、自分で様々な分野にチャレンジでき、自分のアイデアもゼロから出せる環境があるので、本当に一人一人が社会人として成長しながら、会社も比例して成長することができる骨肉がしっかりした会社であると強く感じました。

これからの目標

最初の説明会で感じた全研本社の魅力は、面接や新入社員研修の中で改めて気づき、強くなっています。

私の全研本社での目標は、
日本で、社会人として自他共に認めるしっかりとした人間に成長すること。

具体的には、先輩社員の方々のように協調精神、向上心そしてコミュニケーション能力も含めた人間としてのスキルが高い人になりたいです。先輩方を見ていると、習慣的に日々自己研鑽の勉強をされていて、私にとってロールモデルであり、尊敬しております。

私は本当に幅広く興味を持つ人間なので、全研本社で働くことによって、なりたい姿は書ききれないほど沢山あります。
日本語をもっと流暢に話したい、日本の文化を更に深く学んでいきたい、ユーザーの立場から最適な提案ができるマーケティングのスペシャリストになりたいなど、本当に様々です。

日本語に関しては、ZENKENにサポートをいただき、グループ事業の日本語学校に研修として、通わせていただいているので、しっかりこの環境を活かし成果につなげたいです。

私は、全研本社で働きながら成長を続け、その過程で会社も更に成長させ、私のような日本に来る外国人や海外に興味を持つ日本人を一人でも多くサポートし、それらの人々の人生を明るくしたいと思います。