●ヒョンソン

はじめまして! 2017年4月に入社いたしました、ヤンヒョンソンと申します。
R&D事業部に配属され、2ヶ月が経ちました。

私は誰かと一緒に活動することが好きなので、フットサルや、旅行しながら写真を撮ることが趣味です。
今回のブログでは、私が学生時代にどんな風に過ごし、どういった経緯で全研に入社したか、全研に入社して感じた点、そして今後の目標について紹介します。

卒業制作に明け暮れた学生時代

私は韓国にある永進専門大学を卒業しました。
大学では、PHP、Mysql、codeigniterなどのWebサイトを制作する技術を学びました。
私の大学では、4~5人でチームを組んで卒業プロジェクトを作る制度があり、私のチームでは「運動日和」というプログラムを制作しました。

運動日和は、ユーザーが運動を体系的にできるように助けてくれるWEBサイトです。
デプスカメラ(平面だけでなく、奥行き情報も取得できるカメラ)と、筋肉センサーを利用し、ユーザーが一人で運動しながらパーソナルトレーニングの効果を受けられるようにしました。

約7ヵ月間、チーム4人で朝9時から夜明けまで、サービスの方向性について議論しながら、各自の担当する部分を開発する日々を過ごしました。
大変な日もありましたが、韓国で開催される、LINC事業団主催の「キャップストーンデザイン競争大会で入賞する」というチームの目標のため、コミュニケーションをとりながら努力する過程は、私にはとても楽しい日々でした。

チーム全員で努力した結果、私たちのチームは目標だった入賞をすることができました。

大会に入賞した写真
▲2016年、LINCキャップストーンデザイン競争大会で入賞した時の写真

卒業プロジェクトで実際に運動している時の画面
▲運動日和を利用して運動している画面

不採用でも、諦められなかった!

そんな学生時代を過ごした私は、就職活動をするにあたって理想的と考える企業のイメージがありました。
それは「いつも新しいことに挑戦し、仲間と一緒に目標を達成する企業」です。
しかし、面接のために様々な企業を分析しても、私の理想的な企業イメージを持っている企業にはなかなかめぐりあえませんでした。

そんな中、全研本社と出会いました。
きっかけは、2014年(5名)、2015年(6名)、2016年(5名)と、3年にわたって永進大学の先輩たちが何人も就職している会社への好奇心です。
そして私は全研の採用サイトを見て、目を奪われました。

新規事業企画コンペ「ZERO」や、デザインアワードなどの表彰制度は、新しい挑戦ができる環境だと感じられましたし、数千にもわたるサイト制作実績とSEOのノウハウは、エンジニアとして成長ができる会社だと感じました。
また、全研ブログからは、仲間と一緒に楽しく業務をする社員たちの姿や、10の気風の中の一つである社員第一という言葉に相応しい、イベントや部活動の様子も見て取れました。

私が探していた理想的な企業の姿だと思い、「絶対に入社したい!」と決心しました。
そこから全研本社の選考に応募する準備をし、韓国で開催された面接に挑戦しましたが、結果は不合格でした。

本当に行きたかったのでとてもショックでしたが、私はここで諦めませんでした。

次の機会がないのかと考えていたところ、日本で開催される新卒エンジニア向けの面接会に、全研本社が参加するという話を知りました。
今回が最後のチャンスだと思い、もう一度最初から準備しました。

まず、どうして不合格になったのか、一度目の面接を分析してみました。
そして私が出した答えは、【どれだけ全研に入社したいか、アピールしきれなかった】ということ。私は自分自身のアピールだけ行い、なぜ全研に行きたいのかについてアピールできていませんでした。

どうすれば「絶対に入社したい」という想いを伝えられるのか考え、8枚分のポートフォリオを作成して、全研に行きたい理由、入社して成し遂げたい目標などについて詳細に書きました。
そして、準備したことを全て出し切った結果、ついに内定をいただくことができました。

zenkenポートフォリオの写真_2

▲当時作った全研向けのポートフォリオ

いよいよ入社!しかし…

そして2017年4月、全研に入社することができましたが、私はすぐに打ちのめされることとなります。
一人前の社会人になるために、直さなければならない点や、足りていない点が沢山あるとすぐに痛感しました。

その中でも、特に改善したいと強く思っていることが3つあります。

1.言い訳する習慣

私は学生時代、自分の力で解決できないことに直面した時や失敗した時、「時間がなかった」、「このぐらいが最善だ」など、なぜ失敗したのか、何が問題なのか考えず、自分をごまかず言い訳をしていました。
今思い出すと、それは自分の姿を認めず、最後のプライドを守ろうとする私の間違った行動でした。しかし、社会ではそんな言い訳は通用しません。
必要なことは、結果を出すために何をするべきかでした。決まった時間内に結果を出すこと。それが社会人と学生の大きな違いで、私が直さなければならない部分だと思います。

2.勝手に判断すること

入社後すぐの研修の際に、松島取締役に「報連相(報告・連絡・相談)の範囲はどこまでですか?」と質問したことがありました。私がもらった返事は、「仕事に関連したことは全部するべき」でした。
このように仕事に関連があるすべてのことを報連相しなければならない場所が社会だと思います。学生の頃は「これしてもいいだろう」、「これはできないだろう」など、自分で勝手に判断しながら行動しましたが、社会では、このような私の行動は危険だと分かりました。

3.日本語

日本に来てまだ2週間ぐらいの時に経験したエピソードです。
郵便物を探すために配達員と電話をしましたが、「郵便箱」という言葉がわからなくて困ったことがありました。同じ時期に研修をする時も同じで、 日本語能力が足りなくて理解できないことがありました。しかし、今私は日本で社会人生活をしており、これからも日本で生活したいと思っています。そんな私にとって、日本語は必ずマスターしなければならない課題です。

このように私が直さなければならない点や不足な点が多くあります。
一つ一つ解決しながら成長して、立派な社会人になりたいです。

一人前の社会人になるために

私の目標は、自分の能力を発揮して自分が担当している業務を完璧に解決する社員になることです。
今、ライターステーションというサイトを構築するプロジェクトを進めていますが、私に足りない点が多くあり、先輩なら30分で解決できる業務を3時間かけてしまっています。
しかし私には、ご自身の業務で忙しい中でもいつも助けてくれる仲間たちがいます。

私がもし一人前の社員だったら、チーム全体の業務進行スピードが上がると思います。
そのために努力して、一人前のプログラマーとして、業務を任せていただけるようになりたいです。そして「一人前にできる」レベルで満足せず、それ以上の能力を持った社員に成長したいです。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
以上、ヤンヒョンソンでした。