●加藤圭介

はじめまして。
2017年4月から全研本社に入社いたしました、加藤圭裕です。よろしくお願いいたします。

波乱万丈の幼少期から、今日に至るまで

まずは私の自己紹介からしたいと思います。
私は千葉県柏市出身、小さいころは、頭が大きくて色々な所によく頭をぶつけ、親に心配をかける子どもだったそうです。
小学生のころはクラスに一人はいるお調子者で、毎日先生に怒られていた記憶があります。その後中学受験をし、中学に入りそのまま高校、大学と進学していきました。いわゆる内部進学というやつです。

大学に入ってからは、遊びとバイトに明け暮れ、時々サークルに行くという感じで、勉強と縁のない学生生活を送りました。学生時代に身につけたと胸を張って言えるものは麻雀とボーリングぐらいです。

サークルは空手をやっていました。
それまで格闘技の経験は全くなかったのですが、ずっと興味があったので、大学入学のタイミングで始めました。ちなみに帯は黄帯で、全然強くないので試しに殴ってみるとかはしないでください。

同好会稽古3

そんな人生を送ってきた私は、大学を4年で卒業することはできず、留年してしまうことになります。

そして大学5年に突入し、その時の就活で全研に出会い今に至ります。
ここからは、なぜ私が全研に入社することになったのかを話したいと思います。

麻雀で採用?

私が全研本社に出会ったきっかけ、それは大学時代に身につけたと胸を張って言えるものの一つである麻雀でした。
最近、巷では麻雀採用というものが話題になっているのをご存知でしょうか?

麻雀をして内定につなげるという、ちょっと変わった選考方法があるのです。
就活をしていた私に、友達が「これ行ってみたら」と勧めてくれたのがこの麻雀採用でした。
麻雀採用は就活の合同イベントのようなもので、私の時は学生60人、企業が6社集まり行われました。
そのうちの1社が全研本社でした。

選考当日の流れはいたって簡単。
学生同士で麻雀を打ち、成績がいいと企業の方と打つ機会が与えられ、その麻雀の中で企業の方にアピールをしていくというものでした。
なぜ麻雀と採用がつながるかというと、麻雀が強い人、好きな人は論理的に物事を考えられる、コミュニケーション能力がある、勝負勘があるといった面で優れている人が多いからということだそうです。(と、イベントで言っていました)

s_麻雀採用
▲この日、人事の方が撮影した写真の中に、私も写っていました!笑

私はその麻雀採用で、持ち前の強運と強い気持ちを活かし2連勝して、最終局で全研本社の社員の方と麻雀を打つことができたのです。

その先輩社員というのが、全研本社が新卒採用を始めた初年度に麻雀採用で入社なさった、13卒の大嶋リーダーです。
大嶋リーダーが学生として参加なさった時は、3連勝し見事優勝したそうです。最後の対局の前に、「3連勝したら優勝できるよ。僕がさせないけど。」と言われ、絶対トップを取ってやろうと意気込んで対局に臨みました。(結果、その対局は私が3着、大嶋リーダーは2着で、違う学生がトップという何とも言えない形で終わりました。)

この日の事を、大嶋リーダーがブログに書いていらっしゃいます。「麻雀と仕事は紙一重?麻雀採用で内定にリーチ!

その後、各企業の説明会と懇親会があり、全研の社員の方のお話を聞いて「面白そうな会社だな」と、新宿本社で行われる説明会に参加することになるのですが・・・

そこから、私の甘い考えがのちの苦労を呼ぶことになります。

説明会の他にも、納会などの社内イベントに参加させていただき、とにかく社員の方が楽しそうだな、そして面白いこと、新しいことを考えている方々が多いなという印象を持ち、全研なら楽しく働けるのではないかと思いました。

が、これがとても甘い考えでした。

そこから選考を進んでいき、インターンを経験することになるのですが、このインターンで、自分の甘さを思い知らされるのです。

ここでなら、変われるかもしれない。

インターンでは、コンテンツマーケティング事業部のCSという、サイト運営を担当するセクションで、情報サイトのSEO対策を行っていました。
サイトを作ったことすらない私は、完全に知識ゼロからの業務です。
私は、「とにかく言われたことをやろう、ダメなところを見せないようにしよう、社員の方々の邪魔をしないようにしよう」と考えていました。

しかしそこが大きな間違いだったのです。
1ヶ月ほどたってから、採用責任者の方から「今のままじゃ不採用、どうすればいいか考えてこい」と言われ、そこからが苦難の日々でした。
なんとなく今のままじゃダメなような気がするとは思っていたものの、何をすればいいのかわからない。そんな状況で考えろと言われ、困った私はその時メンターをしてくださっていた上司に、自分のどこが足りないのか、そしてどうしたらいいのか相談してみました。

その時に、「担当したサイトの検索順位が上がっているか、気にならないのか?」と聞かれました。
任せていただいている業務は「SEO」。担当サイトの順位を上昇させることが目的です。
私は言われたことをやるということばかり考えていて、業務の目的が全く見えていませんでした。

当事者意識が足りない、インターンとはいえ働いているのだから、プロとして業務に参加しているという意識を持って取り組まないとだめなんだと、言われて初めて気が付きました。

そこから、順位を上げるためにはどうすればいいのか、自分にできることはないか探し、そのアイディアをもってインターンに臨むようになりました。

知識がないのでSEOについてネットで調べ、そこから自分に何ができるのか考えました。

インターンを通して私は自分の未熟さを痛感させられました。
しかし、自分に足りないものや、
「当事者意識とは、前のめりな姿勢とはどんなものなのか」を知ることができたこと
がとても大きかったと思います。

自分は社会人としてやっていけるのか、自信を失いそうになることもありましたが、そんな中でも、全研で働き続けることができたら、自分は変われるのではないかという思いも芽生えました。
自分の未熟さに気付ける、そして変わらなくてはいけない状況に置かれる、これは今までの私の人生では経験したことのないことでした。

そして最後の面談で、全研で働く覚悟を問われ、私はやりたいですと答えました。

いま、そしてこれから

現在、入社して約2ヶ月が経過しました。
今はHRビジネスパートナー事業部という部署で、美プロという美容専門求人メディアのSEO対策業務を行っています。

いま業務をしていく中で、インターンの時には自分の力ではどうしようもできなかった課題や問題が少しずつクリアになってきている気がします。
それと同時にまた新たな課題が生まれています。

おそらく来年には今の課題は解決してまた新たな課題ができるのだろうと思います。この繰り返しが成長につながるのかな、と思うようになりました。

今後は、何かのプログラムを一から任されるような社員になりたいと思います。
今は知識がなく考えられる幅も狭く、任されたことも完ぺきにこなせていないような状態ですが、いつかは自分で一から考え、試行錯誤し成果を出していくということをしていきたいです。

そのためにも、今はとにかく引き出しを増やし、何事にもとりあえずチャレンジしてみるという気持ちを持っていきます。