こんにちは!
一気に暑くなり、毎日ビールの誘惑と戦う佐藤です。(太るから我慢)

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さて、本日は我らR&Dチームの韓国人メンバー5人に課せられた、新たなミッションについてのお話です。

新卒エンジニアの韓国メンバー5人が来日してから2ヶ月が経ちました。
※新卒メンバーについてくわしくは、新卒エンジニアにインタビュー!>>をどうぞ!

日々プログラミングやSEO、ビジネスマナーについて学び、社会人としてエネルギッシュに成長している姿を間近で見ています。

そんな彼らですが、一つ悩みがあるそうです。それは

「ネイティブの日本語が、想像以上に難しい!」

なななんと!!?
……ちなみに彼ら、基本的な日本語はペラペラです。
ですが、日本語特融の複雑な言い回しは、聞き取って理解するまでに時間がかかってしまうらしいのです。

エンジニア、プログラマといえば、四六時中パソコンにばかり向かっているようなイメージがあるかもしれません。しかし、「日本語なんか分からんでもプログラミング言語分かればええやないか」というもんでもないんです。
エンジニアといえど、仕事をする上ではやはりコミュニケーション能力は必要。 細やかな日本語の理解は、クライアントの要望や悩みを深いところで理解し、より上質な課題解決をするための必須スキルです。

それは当人たちも十分わかっていて、もともと非常に優秀なメンバーたちなだけに、言語の壁にはもどかしい思いがあるようです。
そこで、R&Dチームは考えました。
韓国メンバーに日本語能力試験の最難関「N1」を受けて、見事合格してもらおうと!

日本語能力試験は、そのままの意味で日本語がどのぐらい使えるかを測る検定試験です。
内容は漢字の読みや語彙、文法、長文読解に加え、リスニングも含まれる本格的なもの。主に留学や就職のため来日される外国の方向けに行われているもので、N1からN5の試験レベルがあり、N1が最も難しいレベルです。

こちらがN1の問題例。
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どうでしょう?パッと答えがわかりましたか?
結構難しくないですかコレ!!汗

実は、韓国籍の外国人メンバー5人はこの試験を何度か受験しており、すでに全員がN2もしくはN3レベルに合格しています。

しかし、N1はやはり難易度が高い!とのことで、こちらの合格者は現在のところゼロ名。
これをあと数ヶ月のうちに猛勉強し合格してもらう、というのが彼らに課せられた新たなミッションというわけです。

とはいえ、単に 試験対策をしてN1に合格しよう! ばかりが目的になってしまっては「試験には合格したけれど、結局日常生活や仕事の上で本当に役立つ日本語を学べなかった」というような、本末転倒な事態になりかねません。

そこで、今回はN1受験メンバー一人ひとりにR&D先輩社員から先生を付けることにしました。R&Dメンバーで先生役をローテーションし、日本語の教師兼、勉強の相談相手になるという計画です。
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勉強していて分からないところを見たり、日本語特有の言い回しを具体的に教えたり、日本語に限らず様々な悩みごとの相談相手になったりと、日常のコミュニケーションを通じて試験対策をすることにより「本当に役立つ日本語」を学んでもらいます。

これから12月の試験に向けて、5名のメンバーが先生と二人三脚で走っていきますよ!!!

普段はソースコードやSQLとにらめっこのエンジニアの仕事ですが、この6月から合間を見つけて参考書を開く生活が始まります。

私たち先生役も彼らの成長を楽しみにしつつ、普段わざわざ勉強したりすることがなかった自分自身の日本語能力を見直す意味でも、よいきっかけになればと思います。
結果が出ましたらまた報告させていただきますね!

必ず全員合格するぞ!!!!