はじめまして。中国出身のソウと申します。
日本の大学院を卒業して、2018年の春から新卒として入社しました。

このブログでは、入社1年目の私が学んだこと、失敗の中から気付いたことを皆さんに紹介したいと思います。

ブログ画像_ソウさん

新卒1年目で学んだ3つのこと

初めての社会人生活、そして初めてのIT業界。右も左も分からなかった私には学ぶことばかりなのですが、今回は大事な3つのポイントをピックアップしてお話しします。

1.素直な気持ちでチャレンジする大切さ

私は仮配属、本配属ともにPRマーケティング事業部(以下:PRマーケ)でお世話になっています。PRマーケは、社内及びグループ会社の事業やサービスに関する様々なサイトを制作、運営し、集客を行う部署です。
動画やデザインを制作するチーム、コンテンツやテキストを作成するチーム、サイトの構築をするチーム…などなど、各々特色を持つチームが力を合わせてプロモーションを行っています。

PRマーケに配属されてから、半年間で5回のチーム変更がありました。
大体1ヶ月に1回はチームを変わったことになりますが、ここまで変更が連続することはなかなか無いかもしれません。
「どこのチームにも受け入れられていない。自分は何故こんなにダメなんだろう」と、悩むことも多かったです。そんな時、いつも指導してくださっている上司の野沢係長から、こんな言葉をいただきました。

ソウさん、凄いじゃないですか!いろんな知識が勉強できますね。将来、なんでもできますよ

そう言われて初めて、「こんなにチャレンジできる機会を用意してくれていたんだ」と気付きました。
このことがきっかけで、目の前にある環境をまずは素直に受け入れて、ポジティブに考えよう。そして、チャレンジしてみよう!と考えるようになったのです。

現在、私は構築チームに所属しています。サイトやページのデザインを実際に形にするための準備やコーディングを行うチームです。そのため、HTML5、CSS3、WordPressなどの知識が必要になります。
コーディングスキルを身に着けるために、猛勉強の日々です。
そんな私が最近制作したページがこちらです。

ソウさんブログ写真2
▲先輩の指導のもと、英会話リンゲージのページを制作しました。

コーディングの勉強や制作を通して、作る楽しさ、見てもらえる喜び…たくさんの気持ちを味わうことができました。

できないから、やったことがないからと諦めるのは勿体ないです。やってみて気付けるもの、得られるものはたくさんあります。
全て自分の力になる。そう考えて、素直な気持ちでこれからもワクワクしながらチャレンジしていきます。

2.練習や勉強はウソをつかない!

私には入社前から、とある課題がありました。それは、タイピングです。
選考では、eタイピングというサイトでタイピングのレベルチェックを行いました。結果は、かなりスコアが低く、合格ラインには程遠いEレベル…ブラインドタッチすらできない状態だったんです。

入社後もタイピング克服のための練習は続き、新卒研修の一環としてタイピングテストが行われることに。今、仮配属期間中のことを思い出すと、中毒のようにキーボードと戦っている毎日が浮かびます。目に入る全ての日本語を、頭の中でキーボードの配置を想像しながら、自然に指が動くまで練習しました。

それでも、なかなか良い成績が出せない日々…。
1日でも早くタイピング力を身に着けるために、当時私のメンターだった木下さんの全面協力のもと、特訓が始まりました。
休みの日もパソコンに向かい、時間を見つけてはタイピング…。練習を続ける日々は2ヶ月におよび、ついに合格ラインの「S」以上である「Good」のレベルを出せるようになりました!
時間を割いて一緒に向き合ってくださった木下さんには、今でも感謝しています。

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▲練習の成果。この成績を見るたびに勇気づけられます!

初めは良い結果がでなくても、続けて練習すれば必ずできるようになります。
繰り返し練習した結果は、絶対に嘘をつきません。大切なのは、継続することです。
自分のためにも、周りの皆さんのためにも、「やり遂げる」ということをこれからも大事にしていかなければと感じました。

3.落ち込んでいる時こそ、元気に挨拶しよう!

入社する前に、松島取締役に「一生懸命に頑張ります!」と自信満々に宣言していたのですが、私は入社してから何度も約束を破ってしまいました。
遅刻、IT用語テスト最下位、タイピングテストは不合格続き、報連相しない、メモしない、勝手に判断して行動する、日本語が上達しない……。数えられないほどのミスを連発して、不甲斐ない自分に落ち込んだ時期もあります。

そんな時、先輩の浅井さんからいただいたのは「ソウさん、落ち込んでいる時こそ、まずは笑顔で元気に挨拶しましょう!」という言葉でした。

失敗して落ち込んでいる時、元気が無いままでは気持ちも後ろ向きになります。そんな時だからこそ笑顔を意識して挨拶したり、ふるまったり、気持ちを前に向けることで、次のチャレンジに進むことができるんです。
今も上手くいかないことは多いですが、元気に挨拶することは忘れません。
落ち込んで悩むより、正々堂々と向き合っていこうと決めました。

勿論、元気な挨拶だけでは意味がないので、定期的に自分を振り返って、もっと成長できるように改善策を探して行動していきます。

業務以外のことも、全研で経験中!

挑戦と学びの機会は、他にもたくさんあります。

イベント運営にも初チャレンジさせていただきました!
全研の恒例イベントの一つ、ハロウィンパーティー。この主催であるPRマーケの運営メンバーとして、初めてイベントの運営と、なんと司会も担当!
「ハキハキと司会している姿がよかったよ!」と部署の先輩に言っていただき、とっても嬉しかったです。

ハロウィン参加写真
▲パーティー当日は運営メンバーで団体仮装に挑戦。左手前の亀仙人が私です。

また最近では、PRマーケの朝礼で今注目のサービス及びその運営をしている中国のIT企業を紹介しました。
中国のIT事情を皆さんに紹介できて、とてもワクワクしましたし、自分にとって良い経験になったと思います。
こうした機会を逃さず、これからも楽しみながら挑んでいきます。

これからの自分がやるべきこと

新卒1年目、人生で初チャレンジのことばかりです。
落ち込んだり、喜んだり…順調ではない道のりですが、この会社でたくさんのことを吸収し、成長したい気持ちは変わらないです。

私は、中国向けの新規事業を自ら立ち上げる、という目標があります。
達成するためには、必要なスキルをしっかりと身に着けないといけません。
少しでも早く力をつけて、チームに貢献できる存在になり、そして目標を成し遂げられるように、全力で行きたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
18卒のソウでした。