こんにちは、PP編集部の塚原です。
今回は久しぶりに、編集部メンバーのインタビューをしてみました!

インタビューさせてもらったのは、編集部の”お母さん”こと原口さん。

その豊富な経験と、積み重ねてきた知識を用いて、優秀なサイトを日々生み出し続ける実力者です。
温かい笑顔で、チーム全体を見守ってくれている原口さんの、熱い編集者としての姿を、ご紹介できればと思います。

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●Q1,以前は、どのようなお仕事をされていましたか?

子育て中は教育関係の仕事に携わっていましたが、本格的にライター・編集の仕事を始めたのは、子育てが一段落してからでした。
その中で経歴が一番長いのが音楽雑誌の仕事です。
実は学生時代からエセ音楽雑誌を制作していた程で、自分としてはなるべくしての音楽ライターという感じ。
仕事内容は、インタビュー記事や、ライブやイベントのレポート、CDレビュー、機材レポートなどなど。
さまざまな媒体で、数え切れないアーティストと関わることができ、刺激的な日々でした。
いつも編集長に言われていたのが「書き手が熱くなるほど、読み手は冷める」ということ。
「表現のさじ加減」「伝える」ということ、ライティングのイロハをここで学びました。

その後、分野を広げ、百科事典や書籍などの執筆も経験した後、フリーを卒業。
前職はIT企業に勤務しておりました。
WEBライターで入社したはずが、気づけば複数の資料一括請求サイトの責任者に。
かつ、リサーチ業務やランキングサイトの制作・運営、メルマガ発行、複数のプロジェクト、予算作成などなど、普通なら考えられないくらい多くの仕事を経験させていただきました。
1日中ミーティングをしているような状況下で、ライティング業務も同時に回していたのが信じられないです(笑)。
前職では、他部署とのコミュニケーションの重要さ、短時間に集中して「現状の最善をつくす」スキルを学べたのではないかと思います。

●Q2,1日のタイムスケジュールを、カンタンに教えてください。

9:20/出社。メールチェック&気になるサイトの動向をアナリティクスでチェック。

10:20/3Fの朝礼、第一編集チームの進捗確認を終えて、1日が本格的にスタート。
朝イチバンの頭が冴えている時間帯に、後輩の原稿チェックをし、フィードバックを行います。
その後、15時近くまでは、その日に提出するサイトマップ(サイト構成案)の作成や
担当サイトの編集作業を行います。1日の中でいちばん集中する時間です。
取材に行く日もあります。
その後、ひと段落してからランチタイム。

16:00/サイトマップを編集者でチェックし合う「マッパーズ」と呼ばれている編集会議に参加。意見を出し合い、サイトの構成をここで確認し固めていきます。

17:30/お客様やライターさんの対応をしたり、取材の準備やまとめをしたり、サイトの編集をしたり、まだまだ1日は終わりません。
仲間たちとの他愛もない雑談タイムや休憩をはさんで、ここからまた夜の集中タイムに突入していきます。

●Q3,編集作業で「ここはこだわっている!」というポイントは?

ユーザーに、自分の身近な人たちを重ねて、その人たちに商品を勧めるように気持ちを込めて編集するようにしています。
例えば比較的高齢の方がユーザーの場合には、両親が読むことを思いうかべ、読みやすいようにレイアウトや色づかいに注意したり、平易な言葉を使ったり。

商品のサイトをつくるときは、まずその商品のファンになることが必須。商品を自分が好きにならなくては、ユーザーにはお勧めできません。
でも、私は音楽ライター時代から取材に行くと、すぐ相手に感情移入してしまい、ついアツくなってしまいがちなので、常に冷静に客観的な目線で考えるようにだけは注意しています。

●Q4,最近読んだ本で印象的だったものを教えてください。

『シニアシフトの衝撃』(ダイヤモンド社)は興味深かったです。
加速する超高齢社会への流れをビジネスチャンスに変えるにはどうしたらよいか、という内容。
どんどんスマートに賢くなっていくイマドキのシニア層にどうアプローチするか、
「今年の常識は来年の非常識」という言葉が印象的でした。

●Q5,全研本社について、どんな印象を持っていますか?

入社して3年近く経つと、会社が日常すぎて逆に印象というのがよくわからないのですが…(笑)
入社して最初の印象は「居心地がよい」でした。そして、いいヒトが多い。
慣れてきて特に感じたのが、チームワークのよさ。そして、営業さんと制作に壁がないこと。誰とでも話しやすい雰囲気の会社だと思います。

週に一度の全体朝礼は初体験だったので新鮮でした。
今も営業さんの熱い報告を聞くたびに、私の「ヤル気」が刺激されています!

●Q6,休日の過ごし方を教えてください。

知り合いのライブ、気になるライブがあれば、地方にでも出かけていきます。
あとは、ガーデニングで癒されたり、近所に住んでいる娘たち一家と行き来をしたり。
ちなみに、2人の娘にはそれぞれ4歳の娘と3歳の息子がいて(孫とも言うらしい)、にぎやかでとにっかく大変。
とくに男の子は私自身初めてなので成長に興味津々。
今はもっぱら戦隊ごっこの敵役にされています。
会うなり「やっちゅけてやる!」と攻撃を仕掛けられ、帰る頃にはもうくたくた。男の子のお母さんってホントに大変。尊敬します!

「部活を頑張っている子は勉強も伸びる」じゃないですけど、余暇や休日が充実していると、週明けからの仕事も充実しますよね。

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幅広い年齢層の社員が、イキイキと働く全研本社ですが、
どんなことにも興味を持ち、熱心に対応をされる原口さんは、とてもお孫さんがいらっしゃる方とは思えないほど、年齢差を感じません。
プライベートを充実させることで、その感性を常に磨いていらしたのですね。

今回、インタビューをしてみて、原口さんの「熱い思い」と「クールな視点」をもってサイトを作り上げていく姿勢に、編集者としての理想的な姿を垣間見ました。
そしてそれこそが、お客様にもユーザーにも、そしてクローラーにも好かれるサイトを生み出すPP編集部のチカラの源なのだと思います。

以上、PP編集部の塚原でした。