こんにちは!沖縄オフィスの末吉です。
2017年、2018年と続いて2019年も、NAHAマラソンへ出場しました!

1_集合写真

初チャレンジの年は全員で完走できず、2018年は練習を積み上げて初めて全員完走を達成しました。そして3年目となる2019年。
今回は初出場メンバーが3名、完走経験者が6名、合計9名のランナーが参戦です!
そんな3年目の結果と、そこから学んだことをご紹介いたします。

過去のチャレンジもブログに掲載していますので、こちらもご覧ください。
アイコン 2017年「那覇マラソン初チャレンジの年」:https://www.zenken.co.jp/blog/editor/32832
アイコン 2018年「全員完走達成!」:https://www.zenken.co.jp/blog/editor/37011

出場した全研ランナーの完走率が3割という結果に…

まず結果からお伝えすると、9名出場した中で完走者は3名でした…。
初出場の3名のランナーは完走できず、タイムアップによるリタイア。経験者メンバーも半数がゴールにたどり着けませんでした。

前年の経験をもとに、月間の走行距離を延ばす目標を立て、さらに定期的な全体練習も行っていたにも関わらず、なぜ完走率が悪かったのか?比較すると、
最大の違いは「全員で目標を達成したい」というチームを作れなかったことです。

マラソンは個人種目なので個人練習を積むものですが、全員で完走するためには誰一人諦めずに日々の練習を積み上げていく必要があります。今回は月間の目標距離を立てても全員がクリアする月は少なく、翌月へ未達の距離を繰り越しすることが何度かありました。来月達成するのであればいいかなと思い、何も言わずにいました。

2017年、2018年は目標を達成するために諦めず走り続けてクリアする、その姿を見て何度も励まされたにも関わらず、「全員で」クリアしていく雰囲気を作れなかったことが課題です。

日々の練習報告を淡々とアップすることの方が多く、またトレーニング方法の情報共有量も前回の方が活発でした。初めて参加するメンバーがいるにも関わらず「○○さん20km走っている。私も週末にそれ以上走ろう!」「今日も練習している!自分も負けてられない」など、練習の取り組み方や向き合う姿勢、同じ目標に向かう仲間として互いに頑張り続けられるような雰囲気を2019年は作れていなかったのが完走率の低さに繋がっていると思います。何よりも、私が率先して引っ張る、背中を押す行動を取れていませんでした。

新しい取り組みや定期的な全体練習は行いましたが、マラソンは練習の成果が結果に繋がります。必要な練習をクリアするための「同じ目標を目指す仲間でいられたか?」「全員が完走するために何ができたか?」たくさんの課題が見えました。

応援が気持ちを奮い立たせてくれる

それでも、課題だらけの私たちのために、NAHAマラソン本番前からランナーを応援するメンバーが集まり、事前に応援の準備をしてくれました。
当日参加できないメンバーはランナー全員の応援うちわを作ってくれたり、2018年の応援経験を踏まえつつ、ランナーにヒアリングして何を補給すると良いか・どこで応援があると走りやすいかを考えてくれたり!
NAHAマラソン本番は12月1日。準備は月末の忙しい時期にも関わらず、私たちのためにサポートしてくれ、本当に感謝しかありません!

7_練習

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▲特製うちわは応援のマストアイテム!

大会当日も圧倒的なサポート力

ランナーと同じ朝早い時間帯から集合して準備して下さった応援メンバーの皆さんです。
用意してもらった走る前に摂取する栄養補助食品を受け取り、スタート前の準備は万端。
ランナーを見送った後、各応援スポットに分かれて待機してくれました!

9_大会

うちわ以外にもこんな応援グッズが!

★⑰応援グッズ-11

★⑱応援グッズを持った写真
▲ランナー全員分あるんです!

用意されていたのは応援グッズだけではありません!
20km地点、35km地点、40km地点と、ココにいてほしい!というポイントでエイド(飲み物・食べ物の支給所)を準備してくれ、さらに走りながらでも栄養補給しやすいよう小さめのコップに用意するまでの配慮!!

立ち寄れるランナーはそのまま受け取り、制限時間ギリギリで立ち寄る時間がなかった私には「おにぎり+栄養補助ゼリー+サプリ」を持って走れるよう一袋に詰めて手渡すなど一人一人に合わせくれて、圧倒的なサポート力を実感しました。

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▲準備万端!

写真は初出場ランナーの東恩納さん。4月はウォーキングだけで精いっぱいでしたが、コツコツと練習を続けて30km走の練習もできるように!!本番を見据えて出場したハーフマラソンでは、参加ランナーの中で2番目に完走するほど成長しました。当日も9名中4番目の順位で走り続け、応援メンバーを目印に走りをとめませんでした!

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他の皆さんも暑さに体力を奪われながらもゴールに向かって走ります!

ランナー1

ランナー2

ランナー3

ハーフの制限ポイント前で待ち構えていた応援メンバー。
アイシングや食べやすいサイズのおにぎりなどを準備してくれていました!
ハーフ手前でふらついていた私は、応援メンバーがいるから頑張ろうと力を振り絞れました。制限時間ギリギリでしたが、どうにか制限ポイントをクリアできたのは応援のおかげだと断言できます。

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残り2km、応援に背中を押してもらい、ゴール前まで来ることができた3名のランナーは最後の力を振り絞って無事完走することができました!

ほかの一般ランナーにとっても欲しいポイントにコーラがあり、かなりの好評で買い足しても足りなくなるほどだったとのこと。どうしたらランナーが走り続けられるかを考えた、応援メンバーのリサーチ力と準備力の高さが分かるエピソードでした。

14_大会

★⑨応援の様子

結果は…冒頭の通り、9名中完走できたのが3名。悔しさが残る3年目となりました。
完走したランナーには前回の記録を上回る成績を出した方もいるので、取り組んだことが全く無駄だったわけではありません。

ただ全員完走を果たせなかった中で、応援メンバーは各エイドからゴール地点に集まり、リタイアしたメンバーにドリンクや栄養補給などのケアを最後の最後まで気遣ってくれました。有り難いと同時にいただいた応援に相応しいくらいの全力を尽くせたか?と見つめ直すきっかけになったことを強く覚えています。

練習の記録をもとに作られた応援グッズ

ほかにも、退職された社員から、手作りの応援グッズをいただいていました!

応援パネル1

応援パネル2

応援パネル3

Instagram風のグッズには、たくさんの思いが詰まっていました。

「#後ろにゴールはない」
「#だから一歩でも前へ」
「#諦めないを選び続けた人は強い」
「#諦めないの終着点へ」
「#諦めないを選び続けられたか?」
「#頑張ってる人に最大級のいいねを言えたか?」

応援グッズとそこに込められたメッセージを見て、当日応援できないからと事前に準備してくれた方、当日朝から応援してくれた方、退職されても大会に出場すると聞いてグッズを作ってくれた方、たくさんの応援をただいていることを改めて実感しました。
だからこそ、ゴールまでの沿道にエイドを作り、待ち続けてくれた応援メンバーの元まで行けなかったことが本当に悔しいです。私が行けなかったことよりも、初出場メンバーを連れていけなかったことが一番悔しく思います。

こんなふうに背中を押すメッセージをたくさんいただいたのに、3年目の大会で私はそれらが示すような行動ができませんでした。

1人の力では完走できない。全員完走には「練習+高め合う仲間力」が大切

前回は2年越しの完走を目指して奮起し、一緒に取り組んだランナーに背中を押してもらいゴールにたどり着くことができました。

1年で実現できなかった目標を2年かけて達成した私だからこそ「1人では走り切れない」と分かっていたはずなのに、それを私が皆さんへ返せませんでした。
練習はたしかに1人でするものかもしれません。ですが、完走するための練習、走り続けるためのエール、目標を達成するための諦めない仲間への姿勢……1人で走っているように見えて実は仲間の支えがあってこそ全員完走に繋がると学びました。

応援のありがたさ、同じ目標を目指す仲間として遠慮せずに互いを高めるために声掛けをして、支え合うことの大切さを実感した3年目。
何度出場しても新たな発見があります。
前回「諦めることを諦める」と学んだからこそ、もちろんこのままで終わるつもりはありません!

2020年の目標は全員完走!!!

偶然の成功はありえません。3年間で学んだことを活かし、仕事と同じように狙った成果を出すために「みんなでやり切った」と言える準備を行います。
応援し続けてくれるメンバーのため、一緒に走る仲間のために、誰よりも練習し誰よりも声をかけ、全員でゴールを目指します!

21_さいごに