こんにちは!コンテンツマーケティング事業部(以下Cマーケ)制作の、中澤です。

全研に入社してから、もうすぐ1年。
前回のブログでは、美大に入ってから学んだこと、入社後の意気込みを書きました。
それがこちら → 職域を超え、「なんでもできる、なんにでもなれる」自分に~17卒新入社員が語る全研本社~

今回のブログを書くにあたって、入社からの業務や出来事を振り返ってみました。
すると、先輩や上司の方と接していく中で、自分が大きく成長したことに気付いたのです。

●中澤優衣

1年目のトライ

私の業務は、情報サイトの中でも大型のポータルサイトの制作がメインです。
1からサイトをつくりあげていくので、クライアントへのヒアリング力やサイトの企画力、構成力、編集能力のほかにも、ライティングやデザインのスキルなどが必須!

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▲日々勉強して、必要なスキルを磨いています

そんなディレクター1年目の私にとって大きな出来事といえば…ヒラメキ名人になったこと!

ヒラメキとは?

きっかけは、ある日のお昼のことでした。
スキル不足で、業務が大幅に遅れてしまった日。本村部長からお誘いいただき、ランチへ行きました。
業務が遅れていることを叱られてしまうのではないか。そんなことを思って、大好物である海鮮丼の味がしないほど緊張しました…。

部長からは、もちろん遅れている業務に対してのお話もありましたが、叱るのではなく、これからチャレンジするべきことを沢山アドバイスしてくださったんです。

そのアドバイスの中のひとつが、「くだらなくても良いから、日報でヒラメキを書く」ということです。
毎日の業務報告、学び、反省などをまとめるための日報。松島取締役や本村部長も、目を通してくださっているものです。

折角いただいたアドバイスを無駄にしないように、日報にヒラメキを書くチャレンジをスタート。
日々届くたくさんの日報の中から私の日報に目をとめてもらえるように、書き方にも工夫しました。
件名に「見てください!ヒラメキだけでもお願いします」と書き、本文の一番上に「オフィスのここを変えたい」とか「こういうものがあったら便利そう」といったヒラメキを書きます。

たとえば、一番最初に提案したのは…
壁一面に文字が書けるように、ホワイトボードを絵の具に変えませんか!でした。
会議室のホワイトボードを、ホワイトボードの代わりになる「絵の具」に替えるというヒラメキです。
(塗るだけでどこでもホワイトボードに変身する塗料があるんです)

思いついたキッカケは、チームでディスカッションをしていたときのこと。
ホワイトボードにアイデアを沢山書いていると、あまりに盛り上がり、文字が収まりきらない量になってしまったことで、「壁一面に文字が書けるようになったら面白そうだな」と思いました。そんな安易な考えで、初めてのヒラメキが動き出したのです。

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さらに、自分なりにメリットも考えてみました。

ポイント メリット

・壁に書いても良いなら積極的に全員が書ける。(ブレストしやすい)
・ホワイトボードの場所も取らない。
・何かイベントやるときに、オシャレなイラストを書くことで華やかになる。
・どんな場所でも、思いついたことをすぐに書ける。
・大きく書けるから、見やすい。

すると…
「中澤ナイス!そして、惜しい(^^) 最大のメリットは3階に移動する回数が減ることによる「効率化」だと思う。提案の件、検討します!声に出すって大事だね!」
と、取締役からご返信がきました!

そのあと取締役とやり取りしていくうちに、ホワイトボードの絵の具はシートに変更することに。
会議室が大きめなホワイトボードで占領されていたため、椅子がホワイトボードにぶつかって座りにくく、とにかく不便。そこで、まずその部屋にシートを貼ることになりました。

ホワイトボード
▲壁に貼られた大きなシート!たくさん書けるようになりました

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▲スペースもすっきり!

シートにすることで部屋が広くなり、椅子がぶつかることもなく、書ける面積も倍近く広くなりました。

他にもたくさんの案を提案して、上長の方や人事の方とやり取りをし、ブラッシュアップ…そうやって、小さな案を少しずつ実現していきました。
「オフィスの動線がよくないので、変更したい」と提案したこともあります。
以下が、オフィスの導線を良くするために私が行った提案です。

ヒラメキミッション:オフィス導線を改善せよ!

日々たくさんの社員が行き来する通路。私は使いづらさを感じて、とあるヒラメキを提案しました。

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▲ゴミ箱と自販機の間は人通りが多いですが、とにかく狭い!

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これなら、自販機の前をスムーズにすれ違うことができるようになりそう!
実現するかはともかく、こうしたヒラメキの提案を繰り返しました。
自ら改善案も出すことで、実際にいくつかの案が採用に!

そして、採用となった案が実現したことによって、多くの反響をいただきました。
「オフィスが通りやすくなった」「中澤さん、凄いね!」と、たくさん声をかけていただき、本当にうれしかったです。

新卒1年目でも、提案があったらしっかりと耳を傾けてもらえて、良い案はすぐに採用される。
この出来事から、「こんな風通しの良い会社は、少ないのでは?」と思うようになりました。

部長からのたった一言のアドバイス。その重みに、改めて気が付くことにもなりました。
アドバイスを元に素直にチャレンジしたからこそ気付けた、大きな学びです。

最後に

全研本社は、人に対して誠実に向き合ってくれる会社だとインターンのときから薄々感じていました。入社してみるとそのイメージは正解で、むしろ想像以上。
家族並に自分のことを思ってくださる上司や先輩方に何度も支えていただき、何度もアドバイスやチャンスを貰いました。

新卒1年目でも任せていただける仕事の幅が広く、成長意欲があればぐんぐん伸びる環境です。
逆に言うと、成長意欲がなければチャンスが掴めない会社なのかもしれません。

そんな環境だからこそ、数々のヒラメキを実現していただけたのではないでしょうか。
これからもたくさんのヒラメキを提案していきたいです。

私には、デザインと編集のどちらもできるようになりたいという夢があります。
そのため、クライアント様の悩みを引き出して、その課題をデザインとライティングで解決をするのには、コミュニケーション能力を始め、様々なスキルを身につけなければなりません。
まだまだ、やるべきことが盛りだくさん。

周りがあっと驚くようなものを作るために、ユーモアも兼ね備えたオールマイティーな人になれるよう、これからもたくさんのことに興味をもって挑戦していきたいです。

以上、17卒中澤でした。