●加藤圭介

こんにちは。コンテンツマーケティング事業部(以下Cマーケ) CSJの加藤です。
早いもので4月に入社し半年が経過しました。
今回、新卒1年目の日常ということでブログを書かせていただきます。

私は入社してからの3ヶ月間、HRビジネスパートナー事業部に仮配属されました。
そこで、美容専門求人メディアである美プロのコンテンツ制作の業務を行っていました。

そして、6月からCマーケのCSJという部署に本配属となり、現在日々業務に取り組んでいます。

今取りくんでいる仕事

CSJは、Cマーケ内に今年発足したばかりの新しいセクションで、他部署の方からはよく「何をしているの?」と聞かれます。簡単に説明すると、すでに公開しているサイトの改修、運用を行い、顧客満足度を上げるという部署です。

具体的に行っていることは以下の3つです。

① サイトの分析
② 改修案の考案
③ 改修案の実装

詳しくご説明します。

① サイトの分析

担当案件の現状を分析し、課題や改善点、今後のサイトの方向性などを探っていきます。Google AnalyticsやSearch Consoleといったツールから読み取れる数字の分析、STP分析を行います。この分析が間違っていると誤った方向に改修を進めてしまうことになるのでとても重要です。

② 改修案の考案

分析で課題を抽出したら、その課題を解決させるための改修案を考案します。この時、SEOやユーザーニーズに合ったコンテンツというものを考えます。先輩や上司の方々とミーティングを行い、改修の方向性が間違っていないかご確認いただいたり、もっとこうした方がいいというアドバイスなどをいただきます。
ここで大事なのは、課題を解決し目標を達成できるような案を考えること。ここでブレると改修の意味がなくなってしまいます。

MTG

③ 改修案の実装

そして最後はその改修案の実装です。
実際に、サイトに改修案を反映させるのですが、ここではHTMLやCSSといったコーディングのスキルが必要となってきます。入社前からこれらのスキルを持っていた訳ではなく、ただいま絶賛勉強中です。
どんなにいい改修案を作っても、コーディングができないとサイトにうまく反映されません。

つまるところ、この工程の全てが大切で、どれか一つでも欠けたら、いいサイトができないのです。
元々サイト運用を行ったことがなかった私は、全くのゼロからのスタートでした。ITに関してはむしろ苦手意識もありました。

まだまだできないことも多くあります。
まだまだ勉強の日々です。

しかし、少しずつ身についているものもあります。
もともとのスキルの有無や、自分に向いてない、苦手だという意識はあまり関係ないのだと感じています。

コーディング

目の前のチャンスに全力で取り組む

私の新卒1年目の日常は、こういった感じで過ごしております。
ここまでの半年は、すでに大学時代の5年間より多くのことを学べています。
それは、単純に専門知識について学び、できるようになっているということではありません。

「ありがとうございます。」を言う癖を付けなさいという、幼稚園児と同じレベルのことを指摘されたこともありました。上司や先輩方には、業務に関することはもちろん、社会人として必要なことをたくさん教えていただいています。

仮配属のころには、業務以外に取り組んでいた課題(タイピング、IT用語テスト)で全く好成績を残せず、「結果が出ないのはやっていないのと一緒」「このままでは”口ばかりで行動に移さない人”と思われても仕方ない」と、何度も喝を入れていただきました。
そんな仮配属最終日、HRビジネスパートナー事業部の橋本部長と秋葉係長から、社会人生活で訪れるチャンスについてこんなお話をしていただきました。

「チャンスはそんなに転がっているわけではないが、必ずチャンスは訪れる。はじめのころは会社が平等にチャンスを与えてくれるが、これからはそうではない。チャンスが訪れた時に、そのチャンスをものにできるかどうかで社会人人生が変わってくる。」

それまで、心のどこかで「ここでダメでも、いずれ挽回しよう」という気持ちがありました。
しかし、それはとても甘い考えで、新卒と呼ばれる時期を過ぎてしまえばそんなチャンスは滅多になく、挽回することはどんどん難しくなっていくのだと思い知らされました。

「”いま”変わらなければならない」という想いを胸に、迎えた本配属。
想いとは裏腹に、なかなか成果を出せない私に、現在の上司である大嶋リーダーは、「たまには加藤から嬉しい報告を聞きたい」と声をかけてくださいました。

課題に真剣に取り組まず結果が出ないのは自己責任ではあるけれど、それは自分を気にかけてくださる先輩や上司の方々に対して、とても申し訳ないことをしているのだと痛感しています。
目の前にある全てのチャンスに全力で取り組み、上司に感謝の気持ちを示そうと、日々奮闘しています。

最後に

社会人になって強く感じていることは、毎日多くの方と一緒に働き、そして明日も一緒に働くということです。

例えば、ミスをした時の報告について、
なぜミスをしたのか(原因)に加え、どうしたらなくなるのか(改善策)を必ず報告するようにとご指導いただきました。

今のミスを謝罪することはもちろん必要ですが、その先を考えなくてはいけないということです。

何が言いたいかというと、今日良ければいいというわけではないのです。学生時代のアルバイトでは「自分のシフトが終われば関係ない」「シフトが被らない人とは関係ない」というような感覚でした。ただ社会人はそうではありません。明日も明後日もその先もずっと働いていくのです。
常に先を見て仕事をしなくてはいけないと意識が変わりました。

先ほど例にあげた、「ミスをしたらそのミスの原因を探り、再び起こさないようにする。そしてそれが起きないようにミスを周囲に共有する。」ということも、先を考えると、とても大切なのです。

・・・とは言っても、まだまだ一日の業務に追われる日が多く、日々自分の業務でいっぱいいっぱいです。チームでの役割も飲み会の幹事のみとなっています。(しかもまだ一回しかしていません。)

まずは自分個人の業務を完璧にこなすことが最優先ですが、今後は先の業務、さらにはチーム全体の未来のことまで考えチームに貢献できる人材になりたいです。

以上、17卒の加藤でした。