こんにちは!情報サイト編集部の原口&亜紀子です。

今回は、情報サイト制作チームの新しい面々を紹介します。
今年は中堅中途男性社員がたくさん入社したので、自己紹介も兼ねて彼らに座談会をしていただきました。

絵面がジミというだけで、めったにスポットを当ててもらえない宿命を背負うアラフォー男子ですが(笑)、それなりの経験を積んできているので、若い方々の指針にはなるはず。
…という、予測があたるか外れるか、ぜひお目通しください!

アラフォー集合

「大河も水の一滴から」――社会人1年生のときのお仕事は?

司会
「まず、新卒当時のお仕事についてお聞きしたいと思います。では、入社9日目の土居さんからどうぞ」

土居
「大阪の広告制作会社のコピーライターとして2000年に入社しました。僕はあまり就活はしてなくて、10月に第二新卒で入りました。なんでもやります的な勢いで」

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阿部
「僕は、就職では苦労してないんですよ。97年に知人の紹介で印刷会社にすっと入って、いい上司にも恵まれて、2~3年は順風満帆で楽しかったです。それが当たり前だと思ってました。その後、月刊誌の担当になって、定年までルーティンワークになるの見えてきて、違うことがやりたいと思いながら7年…。若い人たちが入ってきたのをきかっけに転職しました」

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中島
「僕も紹介で広告の制作会社に入ったんですが、もともとスポーツにかかわる仕事をしたかったので、とにかく仕事がつまらなくて…。辞めるに辞められなくて3年ぐらいはいたけど、どこかで見切りをつけないと!と思っていて、休みの日に勝手にスポーツの取材とかしていたんです。そこで雑誌の編集の方と顔見知りになって、仕事も少しずつもらえるようになって…」

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阿部
「何にもないところからコネをつくられたってことですか?いい話ですね」

井上
「僕のときは就職氷河期で、面白くなかったんで就活を辞めちゃいました。結局、バイトしながら学校でデザイン系ソフトの勉強をして、ちっちゃい制作会社に拾ってもらって…。求人広告のレイアウトを1年、それからデザイン室に移りました」

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土居
「デザイナーさんだったんですか?」

井上
「いやあ…。全然勉強してないし、教えてくれるわけでもなく…大変でした。そのうち会社が千葉に引っ越して、しかも8時出社。あやうく僕は5時起きの2時間通勤になるところでした(笑)。ドレッド頭の上司で面白い会社だったんですけどね…」

司会
「辞めちゃったんですね?それで?」

井上
「ワーキングホリデーでカナダに行きました。滅多に行かない六本木でたまたま遊んでいたときに外国人の女の子がいて、英語使えないとモテないなって。スノボもやりたいし…(笑)1年ぐらい行ってましたね」

司会
「うん、それは正しい動機ですね(笑)」

曽我
「僕は大学卒業して、新卒で出版社に入って12年働いて、今に至るって感じです。グラビア系です。女の子が裸になったりする…。出版社しか受けてなくて、たまたま入れたのがそこだったってだけですけど」

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土居
「でも12年ってすごいですね。楽しかったですか、やっぱり?」

曽我
「入社して3日目で撮影のセッティングをやらされたり、最初っから責任あることを任されて、雑誌を1冊仕上げるようになったり。お金も仕事もやりたいことをやらせてもらえてよかったですね。仕事は大変でしたけど」

司会
「現場ってどうでした?オイシイ思いとかしたんですか?」

曽我
「地方とか行って美味しいものを食べましたよ」

司会
「そっちか(笑)」

曽我
「えー、最初はドキドキしたんですが、半年ぐらいで慣れました。全般に女の子の扱いは得意だったんで…」

一同
「へ~~~~~~~~~~~~~!」

土居
「そういうグラビア系の女の子の扱いって大変だと思うんですが、すごいですね。仕事は相当忙しかったんでしょう?」

曽我
「そうですね。ひと月に1回は徹夜とか」

井上
「そういえばここにいる人たちって、みんな業種的に徹夜とか経験してる人たちですよね。僕も徹夜3日目の終電で帰るとかありましたね」

土居
「1週間で5時間睡眠とかね」

司会
「出版系は当たり前ですよね。徹夜話に花が咲いてますが、徳永さんは?」

徳永
「僕は徹夜がない仕事でした。新聞社だったので、終われば帰るという感じで。僕も就職氷河期で、やりたいことも見つからなくて、就職留年しました。その後、マスコミ系をいろいろ受けまして…結局、駅売りの夕刊紙の会社に就職しました。野球担当をやりたかったんですけど埋まっていて、競馬のこと訊かれて『やってました』と言ったら、競馬担当になりました。トレセンのある茨城か滋賀に週6日間泊って取材して…だから、社会人になって土日休みって、この会社が初めてです」

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司会
「出張ばかりでおうちは?」

徳永
「日曜のレースが終わったら、ようやく帰れます。でも楽しかったですよ。いろんな人の話も聞けたし。自分の予想と同じ馬券も買ってました。予想屋ではないんで、勝率2割ぐらいでしたけど…」

司会
「え?2割ってすごくないですか?」

徳永
「いや…(笑)。たまにお客さんからファンレターが来たこともありましたね。当たったお礼ですけど」

中島
「雑誌のほうがいいなと思う瞬間ありませんでした?」

徳永
「ありました。華やかだなと。でも、新聞も充実感がありましたね」

ところで、全研本社ってどんな印象ですか?

よく働き
※イメージ写真

中島
「落ち着いた雰囲気だなーという印象です。平均年齢も高いけれども、年齢だけじゃなく、大人の会社って感じ」

土居
「平均年齢が高いっていうのにも驚きましたね。前の会社、20代でしたから」

注:全研本社eマーケティング事業本部 2014年12月時点の平均年齢は、32.1歳

井上
「IT系って初めてだけど、ちゃんとしてるというか、制作でもしっかりした若者が多いと思う。ゆとりとか言われてるけど、よっぽどしっかりしてる」

曽我
「前向きというか、活力にあふれていて、真面目な方がいっぱいいて、働くには申し分のない会社ではないでしょうか」

司会
「棒読み…(笑)」

曽我
「(苦笑)僕はマイペースな人間なので、たまに戸惑ったり、ついていくのに必死です。こういうこと(座談会)とかね。別にいいんですけどね」

阿部
「成熟した若い人たちが八面六臂で活躍する会社。若い方でも尊敬できる部分が多くて、それを必死に追いかけている状況です。若いときからしっかり教育されているのでしょうね」

徳永
「僕の視界の中で、自立した若い人たちがテキパキと動いているという印象です」

土居
「僕はまず、“係長”“主任”といった呼び方が新鮮でした。個人のレベルに応じて仕事の振り方が細かく分かれているという印象。それに、ノリがいいし、いい方が多くて、居心地が良い会社だと思いました」

社会人の先輩として、これから入社する人、若い社員に言いたいことは?

司会
「みなさんみたいないきいきしたアラフォーになるためには、どうしたらいいと思います?」

よく遊べ
※イメージ写真

阿部
「若いときに苦労をしておけば、それが10年後20年後、役に立つときが必ず来る!それは若い時に苦労をしてこなかった僕が思うことです。あのとき苦労しておけば、よかったな…」

井上
「若いうちは何年も先のプランを考えるな、と。それは変わるもんだから。とにかく『今』を大事にしてほしい。平日の夜をもっと有効に使え!プライベートをもっと大事に!と言いたい」

司会
「それがいろいろな糧になるんですよね」

中島
「本当にそう思います。会社の人と付き合うのも大事だとけれど、それ以上に『休みの日には部外者と会え!』と言いたいですね。いろいろな業種の人と会って情報交換をするべき。そこからバリエーション豊かな思考が生まれてくるから」

曽我
「そう、人と会うってすごく良いですよね。常に“リア充”であるべきだと思います。いろんなところにどんどん首を突っ込んでみるべきですよ。自分が連れていけるステキなお店かを知ってることとか、すごく武器になったりしますから」

井上
「そうそう。SNSでつながった気になるんじゃなくて、外に出ていって直接会うことが大事ですよね」

司会
「良いことも悪いことも遊んで学べ!ですよね」

土居
「自分はこれまでチャンスがあったのにバッターボックスに立てなくて、後悔したことがあります。三振するのがわかっていながら、打席に立って、思いっ切りバットを振ってみたほうがいいんじゃないかな。過去の自分にも言いたい」

徳永
「健康は大事です。私は体が弱くはないのですが、つくづくそう思います」

司会
「深い言葉です(笑)。それは基本ですね」

阿部
「それと、恋人!心の支えになる人を作れ!です。ひとりで抱え込むのはよくないし、精神的な安定を得るのは大事です。仕事の張合いにもなりますよね」

そして恋!
※イメージ写真

司会
「実感がこもってますね。そういう方がいらっしゃったんですね?」

阿部
「いえ、いなかったんです。あのとき、ネーチャンのひとりでもいたらなと…」

一同
「(笑)」

アラフォー男子座談会を振り返って

いかがでしたか?
普段は何を考えているのかサッパリわからないアラフォー男子たちでしたが、やはり年相応(笑)の年輪は重ねてきていますよね。会話の端々に含蓄のある言葉を聞くことができました。

それぞれ異なる業界から転職・入社して、情報サイトの制作に携わっている6人。
業種は変わっても、良いことも悪いことも含めて、これまでに経験したことがすべて糧になっているなという印象を受けました。
何かで悩んでいる人がいたら、きっと相談に乗ってくれるはず。

頼りにしてるぜ!アラフォー男子!