こんにちは、メディアネットワーク事業部コミュニケーション・プロダクツの岩谷です。
前回は、WEBディレクターの仕事について説明を致しました。
その時に少し触れさせて頂きましたが、私がディレクションを手掛ける媒体「瓦版」がこの度オープン致しましたので報告させていただきます。

瓦版キャプチャ
(↑画像をクリックすると「瓦版」に飛びます)

紆余曲折を経て、という言葉がしっくりくるほど、オープンまでいろいろな方向転換があったのですが、無事にここまでたどり着くことができるようになりました。

とはいいましても、スマートフォン化を進めている最中であったり、画像のサイジングやレイアウトの調整なども行ったりと、まだまだ問題は山積みなのでそれを一つ一つ片付けている最中ではありますが、、、

「瓦版」という媒体は、
「働き方」を考えるというテーマを掲げて運営しているメディアです。

「働き方」。この言葉についてきちんと考えたことがある人は少ないと思います。私もそうでした。しかし、この「働き方」というものは、働き手が実感しなくても知らず知らずのうちに変化しているものなのです。そして、変化のスピードは徐々に加速していっております。
社会の変化に気付かずに波に乗ってゆらゆら浮かんでいるのも結構ですが、できればこの波を泳いで見たいと思いませんか?
社会の波を泳ぐためには、その距離や深さを知る必要があります。これは誰も教えてくれなかったことなのですが、「瓦版」はその指標になりたいと思っています。
「瓦版」では泳ぎ方を教えることはできません。泳ぎ方は距離や深さを知った人が自ら学び実践していくものだと思っております。

「瓦版」には独特な世界観が存在しています。
このキャラクターたちを見ていただければ一目瞭然かと思いますが、江戸時代後期をイメージしたキャラクターが現代社会について語ってくれます。これも「瓦版」の特徴の一つです。

江戸末期から明治初期にかけて、新聞ができるまでの間「瓦版」は広く配られていたものです。ここ数年先には働き方に明治維新規模の変貌が訪れるといわれています。そんな時代の変貌を見届けるためにも「瓦版」という名称とキャラクター設定はしっくりくるものです。

ようやくオープンにこぎつけた「瓦版」ですが、まだまだメディアとして至らない部分はたくさんあります。そこを考えていくのも私の仕事です。

WEBサイトの構築にあたって100%は存在しない
ここからまた私の業務が加速し始めますので、前回に引き続き少しだけサイトディレクションの話をいたします。

WEBサイトを作り上げていくのに大事なことはトライアル・アンド・エラーです。実際にやってみてダメだったら、やり方を変えていくという手法です。それを何度も何度も繰り返してWEBサイトを正しい方向に導いていくのです。
ダメかどうか悩むだけではダメ、それよりまずは試してみることが重要です。さらに、そのまま放置することもダメで、できるだけ客観的な目で見て、不具合を拾いながら修正を行っていく。この繰り返しが重要です。

持論としてですが、WEBサイトの構築にあたって100%は存在しないと思っています。今、世に出ているものは最大でも90%の出来でしかない。そう思わなければ改善は見込めないからです。これはWEBサイトに限った話ではなく、文章のライティング、絵画、写真撮影、画像の加工、音楽、いろいろな分野にいえることです。推敲に推敲を重ねて、100%に近づけてリリースするわけです。満足したらそこで燃え尽きてしまうかもしれません。燃え尽きないことが改善のためには大事なことなのです。

「瓦版」は生まれたばかりのメディアです。まだまだやらなければいけないことも、改善の余地もたくさん残されています。それをなるべく楽しみながら直してけるよう努めます。