こんにちは!HRビジネスパートナー事業部(以下HRBP)の芝です。
今回の記事では、「美プロ営業の新卒育成の裏側」に迫りました!

私は昨年度、入社1年目で2回の異動を経験し、これまでに3つの部署で業務をさせて頂きました。
そこで感じたのが、先輩方が丁寧に指導してくれるということ。

部署ごとに教育方針の違いはあれども、「何故ここまでしてくれるのだろう?」と不思議に思うくらい、とことん時間を使って向き合い、成長を支えてくださるのです。(これ、全研の本当にすごいところ!

美プロでも、ビューティーな先輩方が、笑顔でビシバシと指導をしている場面をよく目にします。
自分自身も確実に成果をあげながら、指導にも時間を惜しまない。
私から見れば、まさにパーフェクトな先輩方です。

「そのエネルギーはどこから湧いているのだろう…」という興味から、今年21卒の仮配属中にメンターを務めた若林リーダーと赤間さんに、指導の裏側と本音を直撃してきました!

▲ 美プロの美しいメンターお二人!(写真:左が赤間さん、右が若林リーダーです)

新卒メンター社員にインタビュー!

芝:ということで、本日は宜しくお願い致します!

若林赤間:お願いします~!

そもそも、メンターとは?役割と業務内容について

芝:はじめに、お2人の普段の業務を教えてください!

若林:美プロの営業を担当しています。
主な業務としては新規のお客様へのお電話から、訪問によるプランの提案、お申し込みが決まれば求人原稿の作成から掲載後のフォローまでを一括して行っています。

芝:営業活動から原稿作成・フォローをするとなると、マルチタスク能力が自然と身につきますね…!
では、メンターとしてはどのような事を行っていたのでしょうか。

若林:媒体理解のために新卒はまず架電業務からスタートするので、メンターとして営業研修や業務フォロー、日々の振り返りを行いました。

あとは、IT用語テストも控えていたので、問題を作っては業務後に模擬テストをしたり、メンター同士でどうすれば新卒がさらに成長できるか打ち合わせをしたりしていました。

芝:盛りだくさんの指導ですね!
IT用語はもちろん、営業ロープレや新卒一人ひとりに向き合うため時間を確保して振り返りを行う姿なども拝見しておりました。

入社間もない新卒を一番近くでサポートしながら、より成長できる方向に導くのが「メンター」という存在なのですね!

指導する上で難しかったこと・悩んだこと

芝:実際メンターをする中で、悩んだこと、難しいと感じたことはありましたか?

赤間:私は「伝え方」ですね。

今年は4名の新卒メンバーが仮配属されたのですが、1人ひとりの性格やその時の課題に合わせて「どう伝えたら目の前の壁を乗り越えられるのか・成長に繋がるのか」を考えながら指導するのが難しかったです。

指導方法に迷ったときはメンター内で打ち合わせをしたり、上司の斎藤マネージャーに指導のアドバイスを頂いたり、同じメンターである若林リーダーと意見交換をしたりしていました。

▲ 笑顔で指導を振り返る語る赤間さん

芝:個人の性格を踏まえて、課題を乗り越えられるように指導をされていたのですね。
若林リーダーはいかがですか?

若林:私は、「メンター内での情報共有の仕方」に少し戸惑いました。

メンターである私たちの中でも、今までの経験・経歴によって、感じる感情や評価の仕方はそれぞれ違うと思っていて。
今年は特に4名ということで、どうしても相対評価になりがちな部分もあったんです。

どうすれば「偏りのない評価」ができるのか、そのあたりの考え方が楽しさでもあり、難しさでもありました。
結果としては、私たちがきちんと情報を持ち寄って共有することで、一人ひとりを多角的な視点で見ることができたので良かったと思っています。

赤間:そうですね。新卒にもメンターにも様々な考え方や捉え方があるので、「この人の場合はこういう風に話したらうまくいく」などの工夫もしましたよね!  

芝:なるほど!同じ時期に複数名を担当することの大変さと面白さが伝わってきます…!

私も新卒の時はメンターの皆様に多くのご指導いただきましたが、メンターさんはメンターさんで試行錯誤しながら最適な指導方針を探してくださっていたことに気付けませんでした。改めて感謝ですね。

嬉しかったこと

芝:それでは逆に、メンターをしていて嬉しかったことを教えてください!

若林:私は、受注報告の瞬間ですね。
新卒の皆さんがやっとの思いで取ってくれたアポが契約に繋がった時、「この1件がすごく嬉しい!」って喜んでいる姿を見ると、私も非常に嬉しかったです。
これまで指導を続けてきて良かったな、と思った瞬間でしたね。

▲ 仮配属の新卒が初めて受注した時の記念の1枚♪

赤間:同じく私も、新卒メンバーの努力が目に見える成果に繋がった時が嬉しかったです。

アポが取れた時、そのアポが受注になった時に「ナイスアポ!ナイス受注!」と声かけをして毎回一緒に喜んでいました!

新卒はゼロからのスタートなので、すごく伸び代があると思います。
1週間、1か月と現場で学ぶにつれて、目に見えて変化が分かるんですよね。
日々成長を感じられるのも、指導していて嬉しかったポイントですね。

芝:そうなんですね。
新卒として右も左も分からない中でやってきたことが、明確な数字や成果として現れるのは非常に嬉しい経験で、今後の自信に繋がっていくと思います。

ずっと指導してくださった先輩方が喜んでいるのを見ると、さらに頑張りたくなるものですしね!

メンターをするうえでの心構え

芝:結果を出すのはもちろん1つの目標だと思うのですが、「仮配属としてのゴール」というのはなにか決められていたのでしょうか?

また、指導する上での方針や、なにか自分の中の軸というものがあれば、あわせて教えて下さい!

若林:「美プロの中で」というよりも、「社会人として」自分の進むべき道を進んでほしい、という思いでメンターを務めていました。

最終的に本配属がどこであろうと、配属になった場所でちゃんと力を発揮できるような人材になってほしいな、という気持ちで取り組んでいましたね。

赤間:そうですね。社会人として「目の前の仕事をとにかくやりきる!」っていう経験を初めてするのが仮配属期間なので、架電業務にとことん集中できる環境を意識して作っていました。

全研にはHRBP以外にも様々な事業部があり、何でもチャレンジできる可能性があるという前提で新卒メンバーは入社してきているので、「仮配属期間に苦労やチャレンジをたくさんさせて、その経験を本配属以降も活かせるように!」という思いで取り組んでいました。

若林:「部署の新卒」ではなく「全研本社の新卒」として私たちも預かっていますからね。

部署内でというより、「全研で活躍できる人材を育てていく」という思いの方が強いですね。

▲ 新人育成の軸を熱く語る若林リーダー(写真:右)

赤間:あと、軸としては「メンターを任命頂いたからには、きちんとやり遂げたい」という気持ちがあって。
今年もコロナで大変な状況の中、人事の皆さんや新卒育成に携わる方たちが、採用や教育に本気で臨んでいる姿も見ていたので、「現場が手抜きをしてはいけないな」という思いが強くありました。

「新人時代」って誰しも経験するじゃないですか。
私の中では今の自分があるのは新人時代に指導してくれた上司や先輩方のおかげなので、全研の新人育成の文化を受け継いでいきたい!という気持ちがあります。

芝:素敵ですね!

お2人は営業として常に何件もの案件を抱えているため非常に忙しいと思うのですが、そのような様子はまったく見せずにいつも丁寧に指導している姿が私の中ではとても印象的でした。

近くで見ていて本当にすごいなって思っていたのですが、そのような気持ちから指導の原動力がきていたのですね!

新卒に伝えたいこと

芝:最後に、新卒の皆さんに伝えたいことを一言!
新卒に対して「ここ素敵だな!」「今後こういうことを心がけていってほしいな」といったコメントがあればぜひ教えてください!

赤間:どちらも共通して「ひたむきさ」ですかね。

IT用語テストなどの勉強や日々の業務に苦戦しながらも、ひたむきに取り組むみんなの姿勢がとても素敵で私自身すごく刺激になりました。

新卒1年目は先輩たちに頼りながら学べる時期ですので、貪欲に学びながら、かつ社会人として「成果を上げる」という共通のゴールに向かって、今後もひたむきに頑張ってほしいなと思います。

私も成果を目指して一緒に頑張ります!

若林:私は、ちゃんと「頑張っている姿を見せる」こと。

経験を積むにつれて、頑張っている姿をあんまり表に見せないのが「美!」みたいな所があるじゃないですか。(笑)

でも、自分の努力をちゃんと見せる、感情をちゃんと表に出す。
そういう素直な姿勢は、なんだか応援したくなるし、周りを巻き込む力があるな、と新卒の皆さんを見ていて思います。

私は、周りについてきてもらえる環境や、何かあったときに味方になってもらえる・サポートしてもらえる環境は、すべて自分で作っていくものだという考えなんですが、それって日々の頑張っている姿や、実際の自分の行動に紐づいてくると思うんですよね。

実際に新卒が頑張って業務に取り組んでいる姿を見ると、周りも「頑張ろう」って思えたり、良い影響を受けたりする事も多いと思います。

そういう「素直さ」や「行動力」ってすごく大事だなと思ったので、ぜひ継続してほしいですね。

芝:「ひたむきさ」と「素直さ・行動力」!
新卒としてはもちろん、人としても大事な部分ですね。私も胸に刻みます。
お2人とも、お忙しい中、ありがとうございました!

以上、美プロメンターへのインタビューでした!
先輩の内面を直接お伺いできる機会は少ないので、私としても「なるほど…!」と驚きの連続でした。

「笑顔が多く、口調も柔らかく、でも決して妥協はしない!」
新卒の気持ちを汲みながらも、より良い結果へのルートを見据えて、丁寧に道を示して下さる指導やきめ細かいフォローは、女性の多い美プロならではの新卒教育だと個人的には思いました。

私も2020年度入社の新卒として、この二年間、素敵な先輩方にたくさん指導を頂いた分、早く結果で返せるように精進していきます!

以上、HRBPの芝でした!