皆様お疲れ様です!
HRビジネスパートナー事業部(以下、HRBP)制作の芝美月です。
20卒として入社をし、1年と3か月が経ちました。

簡単に私のこの1年をお伝えしますと、昨年5月の仮配属で、コミュニケーションプロダクツ事業部(以下、CP)の営業、9月の本配属でバリューイノベーション事業部(以下、VI)の動画チームを経て、年明け1月からはHRBPの制作として、美容業界専門求人サイト「美プロ」の構築や運営に携わっています。

3つの部署異動を経験、また21卒の方が入社し、初めて先輩という立場になって感じたことを踏まえて、この1年間でぶつかった壁や、その時の正直な気持ちと今だからこそ感じること等、少しですがお伝えできればと思います!

芝さん新卒サムネイル

仮配属先での挑戦と挫折

私は制作系の専門学校に通っていた経験から、WEBデザイナー・WEBディレクター志望で入社しました。

しかし、リモート研修が明け、発表された仮配属先はなんと、まさかの「営業職」
所属先はCPで、企業様のWEBサイトのSEO(※検索エンジン最適化)支援を行っている部署です。

CPでの私の役割は、企業様へ施策の説明をしたうえでアポを頂き、商談を担当する先輩にパスを繋ぐという、お客様と部署の架橋となるアポインターでした。
人と話すことに苦手意識のあった私にとって、お客様と直接やり取りを行う営業職への配属は、正直に言うと嫌で嫌でたまりませんでした。

案の定、相手が電話に出ると頭が真っ白になり、声が小さくなり、当然断られ、さらに自信を無くし、と、負のルーティンにはまる毎日。
アポを取れるイメージが湧かないまま、半泣きで受話器を握ることも多々ありました。

ですが、今振り返ると、この時の私は全研マンならぬ「言い訳マン」でした。

「できない自分」を認めず、
「新卒だから」
「向いてないから」
「苦手だから」
と、できないことを周りの環境のせいにする。

そんな自分を自覚しつつ、「変わりたい」と「逃げたい」の間で毎日揺れては、結局逃げる方ばかりを選んでいました。
この頃はほぼ毎日のように逃げ出したいと思っていました。。。恥

けれども、そんな私をお見通しだった先輩達は、その時の私のレベルに合わせた挑戦を何度もさせてくださいました。

「まずは挨拶を部署一大きい声でやろう」「架電を5分で〇件かけてみよう」という小さな挑戦から、時には賞金をかけたチーム戦でのアポ対決。
その他、「一連の流れが分かったほうがやりやすいから」と提案資料の作成や架電先のサイト分析まで。

常に少し上の目標を設定し、何度も挑戦させて頂いたこと、本当に感謝しかありません。

朝1本目の架電が緊張すると相談した時には、朝礼後に電話練習の時間を確保してくださったこともあります。
そのおかげか、練習後1本目でアポを頂けたときの嬉しさは今でも覚えています。

正直つらいこともあった4ヶ月間でしたが、この仮配属期間で、アポ1本を頂くまでの大変さを知ることができました。

受注を上げるまでの裏側にある多くの努力や苦労の積み重ねを知ったからこそ、このように制作業務に携わらせていただいている今、仕事を頂けることへの感謝や、その感謝をきちんと結果で返せる人になりたい、という気持ちの原動力になっています。

動画制作未経験からクリエイターへ

そして迎えた本配属です。
配属先は、VI事業部制作。

未経験にも関わらず、まさかの「動画制作チーム」への異動です。

私が動画クリエイター???
希望していたWEBディレクターでは無いなんて…
と呆然としました。

ビジネスの世界のイジメとはこんなものなのかと、半泣きで取締役に抗議しましたが「一流のWEBディレクターへの道だな」とか何とか……もう!涙

社内異動は転職をしたみたいだ、と言う言葉を全研ブログで見たことがあるのですが、まさにこれまでの業務とは180度違う環境に飛び込むことになりました。
動画チームでは、社内外での撮影や編集、デザイン業務、さらに全創会にむけての動画コンテンツの撮影・編集等、幅広い業務を担当させて頂きました。

この時期は、通常タスクに加えてIT用語テストの勉強、さらには業務前後に「新卒企画」の練習も加わり、タスク管理の苦手な私はいつも時間に追われていた記憶があります。笑

ここでもぶち当たったのが、自分の壁です。
「自分ができないことを心から認めること」がずっと出来ずにいました。

例えば上司やチームメイト、同期、サポートメンバーに見栄を張った報連相をしたり、逆にできないこと、失敗したことをすぐに報告できなかったり……。
何度も周囲に迷惑をかけては落ちこむ日々でした。

そんな私に変わるきっかけをくださったのは、当時の上司です。

業務でも新卒企画でも、私が「やります」という限り、例えどんなに出来なくても、何度期待を裏切っても、何度でも時間をとっては「何ができないのか」「何でできないのか」「どうしたらできるようになるのか」を一緒に整理し、解決策を考えてくださいました。

私が自分自身を信じられない時、自分以上に私を信じてくださる方の存在はとても大きかったです。
そんな上司が背中を押してくださったからこそ、挑戦できたことも多々あります。

「感情で仕事をするな」というのはこの時頂いた言葉なのですが、今でも教訓にしています。
クリエイター、制作者としての楽しさを掴んだのもこの時です。
全創会のエンドロールを任せて頂き、何度も提出と訂正を繰り返す中で、1つの成果物を生み出す大変さを実感しました。

アイコン 2020年度全創会の様子はこちらから!
「2020年はこの日のために!!全創会2020開催レポート」

また、チームメンバーをはじめ、全創会実行委員の先輩方、社内/クライアント案件で関わりを頂いた先輩方の、各々の案件にかける熱量の大きさがとてもかっこよく、その姿を見て、「私も、こんな熱量で仕事に打ち込める人になりたい」と自分の中で、制作者としての目標が生まれました。

異動前最後の制作プロジェクトで、自分の手で成果物を生み出すことの楽しさや、制作の中でどうすれば意図を表現できるのか、という視点を得ることができたことも自分の中では大きな変化だったように思います。

新しい挑戦の場。「美プロ」の運用担当として邁進中!

厳しい先輩と楽しい仕事に囲まれ、充実していた私に突然の異動命令が……!
なんと年明けからHRBPの制作に配属となりました。

HRBPでは主に、美容業界専門求人サイト「美プロ」の運用、改修等を担当させて頂いております。

上司から指示された改修案の実装を進めることが多いですが、時には自分で提案し、提案が通れば実装までの一連を担当することもあります。
コーディング、プログラミング、SEO、UIUX、Excel等、サイト運用に必要な知識や技術は本当に幅広く、一つ一つ教わりながら、足りない知識を日々ストックしながら実装に打ち込む毎日です。

大変ですが少しずつ知識が増え、できることが増えていくにつれて、やりがいも大きくなっていっています。

机に向かう芝さん

▲ さらに知識を増やすため、業務後にコーディングやプログラミングの勉強をしています!

とはいえ、今でも毎日が、昨日の自分との戦いです。
任せて頂いた改修が思うように進まず知識不足を痛感したり、常に改善思考でいることのしんどさから楽なほうに逃げてしまったり、いざ挑戦しようとしても全然うまく進まず、周囲に迷惑をかけては自己嫌悪に陥ることも多々あります。

それでも、自分を変えることをあきらめなければ、
「超えたい」という気持ちがあれば、
何度でも挑戦させてくれる環境が、ここにはあります。

何度も、何度でもサポートしてくれる人が、
正しい道を示してくれる人が、
誰よりも側で応援してくれる人が、ここにはいます。

今年4月に、21卒の方が入社し、改めて1年前の自分を見つめなおしたり、先輩たちのやり取りを聞いている中で、見守る側の大変さやどんな気持ちで指導しているのかを少しずつですが理解できるようになりました。
改めて、いつも見守ってくださっている上司やチームメイトの方々には、感謝の気持ちでいっぱいです。

環境が変わっても、仕事の内容が変わっても、自分が変わらない限りは何も変わらない。
逆に言えば、いつでも自分次第で変われる環境があること、この1年で身をもって実感しました。

だから、今は周りの方の力を存分に借りながら、毎日0.1歩ずつでも、昨日の自分を超え、理想の自分に近づけるように、進んでいきます。
そしていつかは、私が誰かをサポートできるような人になり、今まで皆様からいただいた分を形で返していける人になります。

同期の中には優秀で、配属先を自ら決められた方も居ました。
私は異動の度に不満に思ってきたのも事実です。

でもこうやって今振り返ると、貴重な経験をさせてくださったCPや動画チームの方々への感謝の気持ちでいっぱいです。
会社への恩返しがやっと始まります。

夢はまだ非公開ですが、大きいので前進し続けます!

以上、20卒の芝でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。