2017年入社の「卒業生」が語る、全研で過ごした日々～新卒入社・3年間の足跡～

こんにちは！バリューイノベーション事業部の元メンバーのベンダです。
2017年４月の新卒入社で約3年お世話になり、この度卒業させて頂きました。

●ベンダマデレーン_メイン画像

全研を卒業した私だからこそ書けることを、今回はお話ししていきます。

全研本社との出会い

2016年の留学生向け合同企業説明会でたくさんの社員の顔写真が飾ってあるブースを見かけて、人事の方の笑顔に影響されパンフレットを受け取りました。それが私と全研本社との出会いでした。

説明会写真

その説明会で聞いた松島取締役の「全研は嘘をつかないというルールがあります。だからこの説明会でも嘘をつかずにお話しします」の言葉。ここならお互いに向き合えるのではないかと感じました。

他の社員さん達と初めてお会い出来たのは、内定を頂いたばかりの頃に代々木公園でジョギング部のラン＆ピックニックイベントに参加した時です。
ランニングが苦手な私は理解に苦しむのですが、社内にはマラソンを楽しんでいる方がとても多いです(笑) ただし、当時も思いましたがお互い応援しながら頑張って走る皆さんの空気感はとても素敵でした。

まださわやか～

皆さんの間に溢れる笑顔・チーム感・チャレンジ…この三つは私が全研に入社した理由の一つでもあります。

自分の「できる」「やりたい」を見つけられた

「嘘をつかない」を大事にする全研だから正直に書きますと、自分の笑顔は入社からしばらくして消えました。
研修のワクワク感が終わって、仮配属先の部署で今までやったことのない業務を与えられて、勉強して、メンターの先輩から日々アドバイスをいただいても、あまりうまくいかなかったです。本当に悩みの多い苦しい毎日でした。

本配属は仮配属の部署とは違うバリューイノベーション事業部という部署へ。一応フロントエンドとしての配属でした。しかし、黒田マネージャーとの面談の上、次の週に業務内容が180度変わって、ディレクションやプロジェクトマネジメントといった、経験がなくてもやってみたいタスクを与えていただきました。そのおかげで、自分の中にも作りたいもののアイデアが沸いてきて、自分が本当にやりたいこと、やりがいを感じるものを見つけることが出来ました。

もちろん、できないことが多いので、教えていただいたことや学んだことを吸収しようと必死でした。

やりたいことをとことん追いかけ、先輩たちに助けていただきながら進んだ結果、KiMiという外国人就活支援メディアを作ることになりました。
このサイトは、私の就活経験を元に日本で働きたい外国人をサポートしたくて自分から提案したのです。

▲こちらが実際のサイトです。

やる気しかない新人の私にこうしたチャンスをくださった上司と会社の環境にとても感謝しています。
自分のアイデアが形になるのは勿論、ダイバーシティ事業部やリンゲージ日本語学校など、たくさんの方々と一緒にコラボレーションできる大切な機会にもなりました。

納得できないこともありました

仕事をする上で楽しいことだけではなく、失敗の経験や大変な時期もありました。
一つの悩みは社内ルールでした。入社した時には、仕事と日本語を学んでいく毎日で、報連相や残業、IT用語テスト等は何のためにやらないといけないのか、意味や必要性に納得できない事もありました。

しかし、自分は日本に就職することと、この会社を選んだことには理由と目標がありました。そのため、選んだ環境のルールは守るべきだと感じて、自分のためになるところを探して、取り組んでいきました。

恐らく、新入社員の…特に外国人社員は昔の私と同じように疑問を感じることも多いでしょう。そんなときは先輩や上司と話し合って、ぶつかってみてください。絶対に、受け止めてくれるはずです。
そしてそれは、「仕事が好き！ここで働きたい！」と思うような環境を育てるための種になります。

▲退職した後になりましたが、移転後の新オフィスにもお邪魔しました^^

仕事だけではない

ドイツ人としては仕事とプライベートをはっきり分けることが普通と思っていましたが、有志が参加するマラソン大会の応援や、忘年会で披露する新卒の出し物企画など様々な社内イベントなどに参加しました。

とくに忘年会の企画については、当時は睡眠時間や週末のプライベートの時間を削って同期とぶつかったり、終電まで議論したり、お互いに向き合い続けた大変な時期でした。しかし、振り返ってみると、ここでしか得られない大切な学びや気付きに恵まれ、自分の中にあった「できない」を超えた貴重な経験になったと感じています。

新卒対決_17卒18卒ラストキャプチャ