こんにちは! コミュニケーションプロダクツ事業部の南です。
私はSEOプランナー業務と兼任して、CGMアナリストとしてCGMの研究を行っています。

今おすすめのSNSって?各種SNSの特長を紹介!_1

CGMというのはSNSやブログ、Q&Aサイトなどの、一般ユーザー投稿型のメディアのことです。
特にSNSにおける一般ユーザーの情報は非常に速いため、SEOを考える上でも無視できないものになっています

おすすめのSNSは、目的によって変わります

CGMを研究している立場上、自己紹介の後に「おすすめのSNSは何?」と聞かれることがあります。世間話の延長だとは思うのですが、この質問は、簡単なようで返答が難しいです。
流行しているSNSを答えるだけなら簡単ですが、SNSをどう利用したいのかによって話が変わってきます。

交流目的なら友達や好きな有名人がすでに使っているSNSがおすすめですが、宣伝や同業者との情報交換を行いたいなら、対象者が好むSNSを選ぶ必要があります。

SNSはそれぞれ特性や強みが異なりますので、その点をしっかりとおさえていきたいですね。

今おすすめのSNSって?各種SNSの特長を紹介!_メイン画像

そこで今回はいくつかの代表的なSNSを紹介させて頂きますので、気になったSNSがあれば利用の参考にして頂ければと思います!
※数字は全て、2019年5月時点で確認できたものです。

定番SNSはやっぱりTwitter、Facebook、Instagram!

SNSサービス各社紹介_1

アイコン Twitter(ツイッター)
日本でSNSといえばTwitter!と言っても過言ではないですよね。
実際に日本でのTwitter利用者は多く、国内月間アクティブユーザー数は4,500万人を超し、世界で一番Twitterの利用率が高い国は日本と言われています。

SEO有識者や技術者にはTwitterヘビーユーザーが多いため、リアルタイムな情報収集を行うならTwitterは外せません。現在利用していないのなら、真っ先に利用するべきSNSでしょう。

対照的に、海外では日本ほどの普及率ではありません。世界での月間アクティブユーザー数は約3億2100万人と、やや苦戦しています。しかしアメリカ大統領のドナルド・トランプ氏を始め、著名な経済学者やコメンテーターなどにTwitterの利用者がいるため、存在感の薄いSNSという訳でもなく、世界的に見ると微妙な立ち位置です。

アイコン Facebook(フェイスブック)
Facebookの国内月間アクティブユーザー数は約2,800万人で、Twitterほどの普及率ではありません。しかし30~50代のベテランビジネスパーソンのユーザーが多く、ビジネスや就活目的での利用に適しています。
そして、世界的に見るとFacebookは非常に人気が高く、世界での月間アクティブユーザー数は23億8,000万人と、一種の社会インフラと言っていいほどの普及率です。

SNS機能以外にもFacebook MessengerというLINEのようなメッセージアプリが人気ですし、Facebook Datingという、友達同士が両想いだと教えてくれるデート機能もテスト中で、幅広い用途で使用されています。

アイコン Instagram(インスタグラム)
Facebookの子会社であり、国内外で人気のInstagram。
国内月間アクティブユーザー数は約2,900万人で、世界の月間アクティブユーザー数は約10億人に達しています。
女性を中心に幅広い層から人気です。

当初は正方形の写真しか投稿できないSNSでしたが、1日で消える動画や、テキストのみでも投稿できるようにアップデートされました。

Instagramの投稿から直接商品を購入できるショッピング機能が導入されたこともあり、検索から購入までがシームレスになってきているのも注目ポイントです。

注目SNSはTikTok、Pinterest、LinkedIn!

SNSサービス各社紹介_2

アイコン TikTok(ティックトック)
2018年から急激に人気が出てきた、15秒の短い動画を投稿するSNSです。
やや人気が落ち着いた印象はありますが、国内月間アクティブユーザー数は950万人と言われ、10代からの認知率が7割を超えたという調査結果も。
人気のティックトッカー(動画配信者)にはファンも多数いて、若者の間では当たり前に利用されています。

今までのSNSはシェアの数やいいねが多い投稿ばかり拡散される傾向がありましたが、TikTokはあらゆる投稿が人の目に触れやすくなっており、素人でもバズりやすい仕組みになっています。
TikTokは意外と40代男性の利用も多いのですが、女性ティックトッカーの動画目的の人や、子供の間で流行していて気になる人などがいるようです。

アイコン Pinterest(ピンタレスト)
Web上で作れるスクラップブックのようなSNSで、モバイルからの国内アクティブユーザー数は約400万人。気に入った画像やサイトをPinterestに投稿すると、自動で似たような画像をお勧めしてくれます。例えば猫の写真をコレクションしている人には、他のユーザーが投稿した猫の写真をTOPに表示してくれます。
好きなものの画像をずっと眺めていたい人にはぴったりのSNSです。

2018年10月より、商品の在庫状況や価格がリアルタイムで分かるプロダクトピン機能が実装されており、今後のさらなる進化が期待できるSNSでもあります。

アイコン LinkedIn(リンクトイン)
Microsoft傘下のビジネス特化型SNSで、国内登録ユーザー数は約200万人と言われています。今までのキャリアをまとめたり、自分の仕事上の繋がりを整理したりできるSNSです。
日本では、同様のサービスであるWantedlyも有名ですが、LinkedInは世界に5億9,000万人以上のユーザーがいるため、海外の人と繋がりやすい強みがあります。
やはり日本と海外では得られる情報が異なるので、仕事上で海外からの刺激を得たいならおすすめのSNSです。

まだまだ気になるmixi、Mastodon、SnapChat

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アイコン mixi(ミクシィ)
日本で最初に流行したSNS、と言っても過言ではないサービスです。
全盛期に比べるとアクティブユーザー数は激減しており、具体的な利用者数は公開されていません。
しかし現在mixiを利用しているユーザーは毎日利用している人が7割以上で、半数以上が「10年以上利用している」というアンケート結果が出ています。熱心なファンが多いSNSです。

アイコン Mastodon(マストドン)
個人が開発したオープンソースのSNSで、Twitterに似た使い勝手です。Twitterと大きく違う所は、個人や企業が、自分のサーバーにマストドンを設置できること。自分のサーバーで管理しているマストドンは、企業の利用規約に縛られず好きに運用できます。
他のサーバーのユーザーとも交流できるため、SNS黎明期にありがちな利用ユーザーが少なくて更新されない状態も回避できます。

ただし、今の所は他サービスからユーザーを奪うほど普及はしていないようです。

アイコン SnapChat(スナップチャット)
SnapChatは、自動で投稿が消えるアプリです。画像や動画を受け取ったユーザーは、一定時間が経過するとその画像を見られなくなってしまいます。写真を加工するフィルター機能が充実していて、口から虹を吐いたり、性別を変えたり、子供のような見た目になることができます。

SnapChatは一時期大流行したのですが、Instagramが似たような機能を実装したくらいのタイミングからユーザー数が伸び悩んでいる状況です。

一番おすすめなのは、色々なSNSを使ってみること

この他、Google+やVineのようにサービスが終了したSNSもあります。
新しいSNSは日夜生まれ続けているのですが、長期間安定して運営できるサービスは多くありません。人気が出ないまま消えていくSNSもたくさん存在します。

終了してしまったコンテンツ
▲終了してしまったサービスはもう使うことができません…。

中にはSnapChatのように、他社から似たようなサービスが提供されて新規ユーザー確保に苦しむ場合もあります。いつ何があるか分からないのが、SNSでもあるのです。

消えてしまったサービスの情報は探しにくくなっていくため、私は話題になったSNSは、知った段階で実際に使ってみるようにしています。
様々なSNSを使ってみるとUIや機能など勉強になることも多いです。

ぜひ皆さんも、様々なSNSを試してみてください!目的にあったサービスに出会えるはずです。