你好(ネイホウ)!
バリューイノベーション事業部(以下VI事業部)制作のテイカキンと申します。
新卒として4月に入社し、もうすぐ1年になります。春からの時間の経過が本当にあっという間です。

今日は、プロのクリエイターを目指して日々仕事に打ち込みながら勉強中の私が、入社から今までに経験したことをお伝えいたします。

日本人・外国人問わず、Web業界やクリエイターについて興味がある学生の皆さんに、私の話が参考としてお役に立てば幸いです。

ブログ画像_テイさん

まずは、少し自己紹介を

私は夜景がキラキラしている香港から来ました。

1香港の夜景

元々、日本の文化や日本語に興味があったため、香港の大学では「日本研究学科」を専攻して、日本のポップカルチャーと日本語について勉強していました。

そして、留学をした際に、香港と全く違う景色の日本に、改めて惹かれたんです。
出身学部は文系ですが、Web業界に携わりたいと思いながら就活をスタート。そして、就活イベントでWebマーケティングの事業を行っている全研と出会いました。

入社してからの私の仕事

晴れて4月から社員となった私は、新卒研修の後、PRマーケティング事業部(以下PRマーケ)で2ヶ月の仮配属を経験し、VI事業部に本配属となりました。
主にグループ会社の集客を行うPRマーケに対して、VI事業部の制作では、お客様の集客をWEBからお手伝いするためにサイトを制作します。
まったく異なるアプローチの仕事に新卒1年目で関われて、とてもいい経験ができています。

VI事業部の制作は、業界とターゲットユーザーを分析した上で、お客様の課題を解決して成果に繋がるWebサイトを作るのが主な仕事です。

私が配属されたのは、Webディレクターとしてサイトを制作するメンバーが集まったチームです。業務もディレクションがメイン。
Webディレクターの仕事は、業界分析以外にも、サイトの構成やコンセプトの考案、細かいコンテンツ内容をまとめたサイトマップの準備、テキスト&デザイン指示書の作成、編集など…公開まで携わるタスクが多岐にわたります。

しかし、その間、私はたった一人で戦うわけではありません。
時に背中でプロとしての仕事を見せてくれて、時に寄り添って一緒に考えてくれる、そんな先輩達と一緒に制作に臨んでいます。

★IMG_4986▲先輩達とのミーティングの様子です。

本配属の直後、サイト制作の担当に

今のチームに配属されてすぐに、私は自社サービスの集客サイトの制作担当を任されました。
これまでお客様の課題を解決してきたVI事業部のノウハウを学びながら、自社サービスのプロモーションを自ら行えるのです。今考えたら、本当に良い経験ができるチャンスをいただけたと思います。

最初の頃は、「サイト制作についてまだ何もわかっていないのに、本当に大丈夫なのだろうか?」なんて心配をしていた時期もありました。
ですが、私の周りにはサイト制作のプロである先輩達が何人もいらっしゃって、とても贅沢な環境です。
一日も早くサイトを成功させるためにも、自分がWebディレクターとして成長するためにも、そしてチームに貢献するためにも、このチャンスをしっかり掴まないといけません。

先輩達に時間を頂いて意見をもらったり、他のサイトの制作ミーティングに参加させていただき先輩達の高い視点や意識を勉強したり、限られた時間で皆さんから学びながらサイトの制作を進めました。

サイトの設計図が完成!ミス&赤入れだらけ…

制作が進むにつれて、担当したサイトはどんどん形になっていきました。しかし、その内容を上司や先輩達にチェックしていただいたところ、赤ペンで気になるところや修正が必要な部分へのご指摘がたくさん入った状態になってしまいました…。
作る側の目線だけでサイトを制作していて、ユーザーの興味を引く内容になっていなかった…というミスがたくさんあったのです。

2赤入れ▲制作したコンテンツには、コメントがびっしり…。

「ボタンやパーツのデザイン・色が魅力的ではない」
「テキストが”読み進めたい”と思える内容になっていない」
「ユーザーの気持ちが考えられていない」

赤入れの内容を読んだ瞬間に、勉強したことをきちんと活かせていなかったと気づき、本当に悔しかったです。

しかし、皆さんがチェックしてくださったからこそ、私自身がよりたくさんの目線を持つことができました。その結果、今まで足りなかったWebディレクターの基本的な考え方が体に染みついたと思います。

この学びを通して、ユーザーの目線に立って制作をすることがいかに大切であるかを知りました。
そして、お客様やサイトの核となる商品・サービスを誰よりも好きになって誰よりも詳しくなること。これも重要です。ユーザーに魅力を伝えるには、情報を並べるだけではダメだったんです。

そこで、以下のようなことを念頭に、コンテンツを見直すことにしました。

チェックアイコンユーザーはどのような情報が欲しいか
チェックアイコンどうすればクライアントの魅力を伝えられるか
チェックアイコンどのようなテキストや表現であればユーザーの興味を引けるか
 

これらの要素を元にサイトの内容を修正・再考することで、ユーザーのためのコンテンツがどんどん増えていきました。

私のために時間を割いて教えてくださった上司、先輩の方々に、本当に感謝しています。
皆さんから学んだことを無駄にしないように、これからのサイト制作や、運用などにしっかり活用し、成長していきたいと思います。

成果が「0」から「1」へ

私が初めて制作を担当したサイトは、チームの皆さんにご協力いただきながら、去年の秋に無事公開することができました!
現在は検索エンジンを経由してサイトに訪れてくれるユーザーも増えてきています。

3サイト&アナリティクス▲小まめに解析ツールを確認して成果を見ています。

少しずつ成果が出ていますが、数はまだ少ないため、これからが本番だと思っています。より集客や数字を意識し、解析ツールのGoogle Analyticsで動向をチェックしながら改良していきたいです。

また、今回の経験を他のサイトを制作する時もきちんと活かせるように、失敗したポイントを忘れず、更なる成長を目指します。

目指すべき「プロ」としての姿

上司である福崎主任からご指導いただいたのは「プロへの第一歩はまず、なりたいプロを思い描く」ということです。

なりたいプロのイメージがないと、プロになるための行動ができませんし、熱量もわいてこないからです。

私は現在、色々な目標を持っていますが、その中の1つは、「KiMi.wiki」を運営されている17卒のベンダさんのように、外国の方の役に立つ新しいメディアを立ち上げることです。

それを実現するためには、スキルが足りませんし、勉強すべきこともたくさんあります。
まだまだ先輩達の知恵をお借りすることも必要です。

与えられたタスクをこなすのではなく、期待以上の結果でこたえ、自分にしかできないことを形にする全研マンに。そして、たくさんの人に「ワォ!」と思われるプロのクリエイターになりたいと思います。
そのために、これからも先輩の背中を追いかけながら、成長のために頑張ります。

以上、18卒のテイでした。