瓦版編集部の岩谷です。
今回は、瓦版にあるコンテンツの肝である、インタビューや取材についてお話をさせていただきます。

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瓦版では、いろいろな働き方について発信させていただいておりますが、やはり実際の体験に基づいた記事を出すことが、一番ユーザーにとって一番伝わりやすい記事になるので、定期的に取材を行っております。

会社や企業、団体にとらわれず、個人の方でも働き方について考えられる人であれば、取材の連絡をし、アポイントを取って伺います。

取材にあたって気を付けていること

取材というのは、メディアを作っていくにあたって花形の仕事ですが、それゆえにとても難しく、気を付けなければいけないこともたくさんあります。

インタビューに応じてくださる方は、わざわざ媒体に対して時間を割いておりますので、その時間を無駄にしない記事を書き上げなければならなりません。これは結構なプレッシャーになります。また、読者の視点から見て、本当に欲しい情報が発信できているか見極める必要もあるのです。

取材記事を作成し、それを確認していただいた後で、お褒めの言葉をいただくこともあります。これは自分のやる気にもつながりますし、瓦版をやっていて良かったと思える瞬間です。

取材記事は人気も高く、人の目に触れる機会も多いので、できるだけわかりやすく親しみやすい記事作成を心がけております。

瓦版の編集インターン生も活躍中

最近では、瓦版チームにもインターン生が来ており、メディア制作のお手伝いをしていただいております。

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(写真左は、15卒内定者で現在編集インターン中の瀬沢さん)

主な業務としては、仕事にまつわる記事の作成、働き方用語集の作成、世の中にある職業についても記事作成がメインですが、コンテンツを作っていく中では、取材に同行していただくこともあります。

取材の際には、スマートフォンなどでインタビューの音声を録音したり、取材シーンをカメラで撮影したり、といったアシスタント的な役割をメインで行っていただいております。
それだけではなく、事前に取材先について調査をしていただき、実際に取材先の方に質問をする機会を設けることもあります。

取材先には、インターン生も同行することを予め伝えてから伺います。そのおかげで、どの企業様も優しく迎え入れてくれることが多いのでとても助かっております。

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(写真は、以前インターン生を連れていった建築士さんのビル。この日は、とてもお話が面白くて1時間のつもりが倍の2時間も話し込んでしまいました)

取材後の文字起こし~掲載記事の執筆まで

取材後は、録音した音源を基に文字起こしをお願いしています。そこから、さらに記事を書いていただくこともあります。

インターン生の中には、これまでにまとまった文章を書いたことがないという人もいらっしゃいます。そういった方でも、まず文章を書いていただき自分のレベルを知ってもらうところから始めます。0を1にする作業から始めることで、文章で物事を伝えるむずかしさや大変さを実感していただくためです。

ですから、インターン生に書いていただいた記事については、いつもより厳しい目でチェックを行い、校正と添削を繰り返し、世に出せるものとして精製していきます。文章校正作業を繰り返すことで、1にしたものを10や20にし、人に伝えるための文章の作り方を覚えていただくといった狙いがあります。

取材先の方からいろいろな話を聞けるというのはある種の特権でして、なかなか経験できるものではありません。瓦版を運用していくにあたって、これらの経験を武器しながら、今後もユーザーに受け入れられるコンテンツ作成を続けていきます。