こんにちは。
HRビジネスパートナー事業部でWebデザイナーをしております、栗山です。

以前のブログでは、私が健康美容EXPO
美プロ
のデザインを担当するにあたって心掛けていることを紹介させていただきました。

実は私は、デザイナーとして勤める一方で、舞踏家としての活動も行っています。

つい先日、フランスで有名なコンテンポラリーダンスフェスティバルからの招聘で、芸術の都パリで開催されるイベントに参加するため、約2週間、フランス パリに渡航してまいりましたので、その渡航について紹介したいと思います。

セーヌ川③

舞踏とは??

まず、舞踏とはどんなものなのか知らない方もいると思いますので、簡単に紹介します。
日本では知る人ぞ知る踊りの一種ですが、実は発祥は日本で、海外では日本の前衛的なダンスとしてButoh(ブトー)と呼ばれています。
私は、美大に通っていたころに、勉強の為に東京ビックサイトで開催されている「デザインフェスタ」のスタッフとしてお手伝いをした時、舞踏グループの踊りを観て衝撃を受けたのがきっかけで舞踏を始めました。

15年前から舞踏を始めて、現在でも仕事の合間を見て練習や公演をしています。
毎年1回、自主企画で舞台も開催しています。

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▲独特な世界観の中での舞台です。(撮影:小野塚誠 氏)

普段は、定時に仕事を終えた後、週1~3回のペースでスタジオ練習をしています。
その他にも日々の筋トレ、ジョギングは欠かしません!

いざ、フランスへフランス

フランスのシャルル・ド・ゴール国際空港に着くと、パリ市内にある劇場へ。同じ日に出演するスペイン在住の舞踏家マルレーヌと合流し、打ち合わせとリハーサルを行いました。
パリの街並みは歴史ある趣きのある建物ばかりで、そこにいるだけで気持ちが感化されました。

街の風景

週末には、マルシェ(市場)が、あちこちで開催されています。
フランスのレストランでは、どこでもオープンテラスがあり外で食事ができます。この季節は、21時ごろまで日が沈まず明るいので、たっぷり外出できました。

セーヌ川②
▲セーヌ川の橋にて。時刻は20:30ですが、まだ明るいです!

フランスにいたって、業務は忘れない!

フランスは、ヨーロッパのサプリ市場で第2位のマーケット規模だそうです。
サプリの専門店があり、豊富なラインナップで陳列されていました。

サプリショップ②
▲サプリ専門店

健康食品の中でも特にオーガニック食品の流通が盛んで、一般的なスーパーでも、日本よりも多くの商材が種類も幅広く展開されています。

ドラッグストア

日本ではなかなか手に入らない、様々なスーパーフードの生の味を体験することができました。
マカ、ザクロ、マキベリー、ココナッツなど。その素材を活かした商品も沢山売られており、勉強になりました。
健康美容EXPOのコンテンツの展開に活かしたいと思います。

スーパーフード

フランスの美容室も体験

美容求人メディア美プロでは、美容室の求人バナー広告のデザインもしているので、フランスの美容室がどんな感じなのか興味がありました。

「フランスのカットは日本よりも立体的な仕上がりになるので、日本人には似合わない」と、現地の友人(日本人)から聞いていたので、日本人の美容師さんを調べた所、フランスで美容師をしている日本人は思ったよりも多くて驚きました。

私が美容室に訪れた日は、日本人の美容師さんがお休みでしたので、現地の方に切っていただきました。カット代は52ユーロ(6458.999 円/6月19日時点)。
値段は日本とそれほど変わりませんね。

美容室③
▲カット後

フランスへ渡航して

今回の渡航では、海外(フランス)に住んでいる人と交流し、日本の現状と比較することで、新しい価値観が得られました。

私が日本と比較して感じたことですが、フランスでは保守的な文化(美術・建築・舞台など…)を重んじており、日本と比べると、仕事を進めることに対し、あまり余計に焦ったり、急かしたりすることは少ないそうです。
冗談を言い合ったりしながら、ゆとりを持って進めているように感じました。

また、ヨーロッパでは日本のオリエンタリズムが物珍しく、市場として発展していることも分かりました。
日本の文化(日本食、アニメ、マンガ、漢字、舞踏、着物…など)がどう流通しているのか、俯瞰することができ、新しい視点で日本文化の流通を見ることができました。

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▲寿司と天ぷらうどん

改めて、海外からの日本のコンテンツに対する関心度が高い事を実感しています。
日本の漫画が流行しているからか日本語を漫画から学んでいる方も多いそうで、友人からも自慢げに日本語を披露されました。(少し、文法間違っていましたが。)

今回のフランス渡航に際して、2週間という長いお休みをいただき、チームの皆さんには大変感謝しております。
Webデザイナーとしての業務にもしっかり活かしていきたいと思います。