こんにちは。バリューイノベーション事業部(以下VI)CSの瀨野です。
全研ブログは1年と少しぶり、3度目の執筆。慣れてきました(笑)

今回はCSセクションで約1年半を過ごした私から、この部署で行っている業務や自身の変化、そして変わらないものについて書いていきたいと思います。

業務管理、修業中

日々の業務において、私の身体と時間は4~5個に分解されています。

CSは、VI事業部の商材である「ポジショニングメディア」の運用をメインに行っているセクションです。
もちろん私も運用に携わっているのですが、同時に他のプロジェクトにも関わらせていただいています。

例えば、ポジショニングメディアとは異なる形でのメディア運用や、Instagram/TwitterなどSNSの運用社内ツールの開発などなど……。

更に、それぞれの業務で得た知見を部署内でナレッジとして共有する動きもしていて、常にタスク管理と進捗管理の嵐です。

複数のプロジェクトを同時に進めることで長期的なスケジュール管理能力を身に着けることができ、なおかつ1日の時間を管理する短期的なタスク管理能力も鍛えられるので、この立場・状況は非常に貴重であると感じています。

CSに入った直後の私は「管理」が特に苦手で、1日の仕事が終わらない・どこで区切れば良いのかわからないことが毎日のようにあり、上司やメンターの方にご指導いただきつつ、自分なりにしっくりくる管理方法の模索を繰り返していました。

書籍やネットには様々なノウハウが紹介されていますが、自分に合うものを見つける・合うようにアレンジするのが非常に重要です。

ノートに始まり、自作のスケジュール管理用紙、スプレッドシート、ガントチャート作成ツールなど、試行錯誤の連続でした。

努力の甲斐あって最近では少しずつ改善し、「〇〇をいつまでに終わらせる」といった形でそれぞれのプロジェクトを止めずに進められるようになってきたと思います(もちろんまだまだ修業中ですが……)。

思い知った「できないこと」

具体的な仕事の1つとして、SNS運用があります。
これまでのVI事業部が展開してきたポジショニングメディアとは違った角度からクライアントの成果を創出するため、目下企画中の新プランです。

去年から私はこのプロジェクトに入ってInstagramやTwitter、Tiktokなどを研究してきたわけですが……これがとにかく難しい!

それまで担当していた業務は作り上げられたフローに則って着実にタスクをこなしていくことを求められていました。
そのため、全く新しい領域でゼロから目標を設定し、その達成のために動くということについて、イメージすら出来ていませんでした。

チームで一緒に動いていた方にもご迷惑をおかけし、以前より目標としていた「フットワークの軽さ」や「失敗を恐れない挑戦」を繰り返しご指摘いただき、積極的・能動的な動きという要素の不足を実感する日々だったと思います。

繰り返しいただいたご指摘によって、「主体性を持って目標を立てる」「実行した施策に対して振り返りを行う」ということに関してどんなものを求められているのか、徐々にイメージできるようになってきました。

考えてみれば当たり前・基礎的なことではあるのですが、全く見えていなかったのが正直なところです。
「無知の知」という言葉がありますが、自分が何をできないのか明確に知れたのが大きな学びでした。

「自分が持っているもの」とは?

私は以前から、自分しか持っていないもの・自分が全力を出しやすく組織に貢献もできる領域を見つけたいという考えを持って過ごしてきました。
私がCSで見つけたのは、「ツール開発」と「ナレッジ共有」です。

CSでは1000を超えるサイトを日々運用し続けており、ミスのない管理のために業務効率化が求められる環境です。

業務中に「ここは自動で行えるのでは」「もっと効率的に作業できるはず」と感じた部分についてツールを作って共有するという動きを続けていたところ、開発物がメンバーの役に立ったという評価をいただき、その流れで別のシステム開発にアサインしていただくことになりました。

また、CSではクライアントに最速で利益を届けるために、ナレッジ共有を重視しています。
運用中の成功事例・失敗事例はもちろん、学びになるWebページや書籍の共有、作ったツールの発表など内容は様々です。

自分で開発したツールや気になるWeb記事などを共有し続けていたところ、CSのボスである安藤次長が毎月1つだけ選出する【月間ベストナレッジ】を獲得したり、CSメンバーから「〇〇の記事が良かった」と直接感想をいただいたり、とても嬉しい結果に繋がりました。

▲ 月間ベストナレッジに選ばれると、メラドーロ(伊:黄金のリンゴ)を1ヶ月間机に飾って自慢できます。

▲ VI事業部で一定の条件を満たすと授与されるリワードバッジです。
真ん中のシルバーバッジはツール開発をご評価いただいた証の「インパクト賞」で、その右のゴールドバッジはCSで一番のナレッジ共有マンであると認められた「知識番長」!

どちらも予想していなかった展開でしたが、自分なりにやりたいこと・できることを続けて新たな挑戦ができるようになったという点は共通しています。

これが「自分しか持っていないもの」にも通じそうなので、今後も自分が良い・やるべきと思ったことは積極的に発信していくようにしたいです!

まとめ

全研本社の特徴の1つである「360度評価」をご存知でしょうか。

部署ごとにメンバーの投票で年間MVPを選出するというものなのですが、2020年のMVPとして私に投票してくださった方もいらっしゃいました。
積極的に進めてきた開発やナレッジ共有をご評価いただけたことはとても嬉しかったです。

難しい業務やタスク管理に苦戦することもありますが、これからも自分なりに貢献できるところに向かって進んでいきたいと思います!

以上、2020卒の瀨野でした。
長文にお付き合いいただきありがとうございます。