はじめまして!21卒の伊藤華那です。
バリューイノベーション事業部(以下、VI)の営業に所属しております。

入社前から読んでいた、この全研ブログ。
ついに自分の番かと、緊張と興奮が入り混じった気持ちです!笑

今回は、私が全研に入社するまでと入社後のエピソードについてまとめます。

大学時代の経験と入社のきっかけ

大学4年間は、とにかくのんびり好きなことをして過ごしていました。
その中でも、一番記憶に残っているのは2度の留学経験です。

大学在学中に、カリフォルニアのサンタバーバラという小さな街に2ヶ月、ニュージーランドの首都ウェリントンに6ヶ月、留学に行きました。

どちらも時間がゆっくり流れている場所で、留学といってもまるで老後のような悠々とした時間を過ごしていました。

短期間だったとはいえ、完全にこのゆったりとした地に魅了された私は、「30代頃には移住したいな」とそう考えるようになりました。

▲ 虜になったニュージーランドの大自然!

その夢を叶えるためにも、就活期にはしっかりとスキルアップできる会社かつ、一人一人が自分の個性を活かして働いている会社というぼんやりとした軸で会社探しを始めました。

そんな中、全研との出会いは本当に偶然でした。
お目当ての企業2社の講演会に参加するために行った合同説明会で2社の講演時間の合間に唯一入ったブースが全研でした。

正直、説明会を聞いての率直な感想は「怪しい」でした。(※すみません…笑)
疑いつつも、説明会への参加を重ねていき、気付けば松島取締役との面談でした。

ほぼ初対面の面談で、松島取締役に言われた一言は、

「伊藤華那は我が強い」

でした。

これまで説明会にしか参加しておらず、取締役と話す機会などなかったのに、「どこでそれを感じ取ったのだろう?!」と衝撃を受けました。

同時に、これほどズバッと本音をぶつけてきて下さる会社が他になかったため、「この会社、面白い!」と思い、入社を決めました。

(要は、松島マジックで入社を決めた一人です)
※松島マジックとは、全研用語で松島取締役に魅了されて入社を決めることです。

入社後第1関門 仮配属SO

全研には、新卒が入社前に松島取締役から何度も言い聞かせられる2つの言葉があります。

それは、「勉強ブラック」と「地獄の2年間」です。

完全に全研用語なので、簡単に解説します。
勉強ブラックとは、全研はもちろんホワイトですが、求められる勉強量だけはブラックだということ。
地獄の2年間とは、新卒入社後の2年間は一人前の社会人になるために特に辛く大変な時期だということです。

この言葉を聞いて、

将来の為なら2年間なんてどうってことない。
どんと来いだ!!

と意気込んでいた私は、入社早々、出鼻をくじかれます。

それが、仮配属の営業アシスタント業務(セールスオペレーション、通称SO)です。

SOの業務は主に、営業さんのために企画の戦略を考えて資料を作成することなのですが、その資料作成がまあできない、そして遅い。

自分はこんなにもできない人間だったのか、と毎日落ち込んでいました。

入社後第2関門 フロントサークル

SOでできないことばかりにぶつかる毎日の中で、

このままではいけない。
何とかしてできることを見つけなきゃ、
新しいことにチャレンジして負のループを断ち切らなきゃ

と考えた私は、急遽開催が決定したフロント育成サークル」への参加権を獲得するためにプレゼンオーディションへの参加を決めました。

※フロント育成サークルとは、お客様と直接商談をする「フロント」になるための研修プログラムのことです。

このオーディションでフロントサークルへの参加権をいただいた私は、SO業務の傍らフロントサークルでの特訓が始まりました。

しかし、この頃の自分はタスク整理と時間管理が全くできておらず
いつも課題が終わっていない、
プレゼンの練習も足りないという状態で、
フロントサークルに参加していました。

でも、出来ない自分を知られたくなくて、フロントサークルを見てくださっていた鈴木マネージャーにはできていないことを隠していました。

もちろん隠し通せるわけはなく、鈴木マネージャーに隠していたこと、嘘をついていたことがバレて相当怒られました。

ですが、その時鈴木マネージャーから頂いた言葉によってできるふりをしていた重しが取れて、心が軽くなったのを今でも覚えています。

その言葉は、

カッコつける必要はない。できないのはわかってる。
できないことは悪いことじゃない。
できないことより、できないことを隠している方がよっぽど悪い。
できないことを素直に言って、できるためにはどうしたらいいか改善するのが最善策。

というものです。

この時初めて、全力で叱って、全力でぶつかってきてくださるのは、本気で私に成長して欲しいと思っているからだと気が付きました。

振り返るとこの時が、全研の「人の成長を絶対に諦めない」側面を初めて実感した瞬間でした。

入社後第3関門 営業職 ~初めての架電~

SOでの業務もフロントサークルも、つまずいてばかりで理想と現実のギャップに苦しんでいた私はなんとかSO業務を卒業し、営業職へと移りました。

▲ SO卒業の際に、お世話になったメンターさんと撮った一枚!
  修平さん(写真左)と本田主任(写真右)です♪

ですが、そこからがもっともっと大変でした。
成果を求められる営業。
仕事が増え、効率化が求められる中、タスクの整理ができずにパンク寸前の毎日でした。

同期がどんどんアポを取って、初受注も上げる中、受注には程遠い自分の状況にただただ悔しさを感じていました。

そんな上手くいかないことだらけの毎日ですが、何とか毎月数字を上げられているのは諦めずに向き合い続けてくださる小坂マネージャーのおかげです。

何度も同じ失敗を繰り返して、期待と信頼を蔑ろにしてしまっているかもしれません。
けれども時には厳しく、時には時間を取って真摯に向き合い、新卒の成長を全力で考え続けてくださる小坂マネージャーがいらっしゃるからこそ、私は頑張ることができています。

全研には、向き合い続けてくれる人達しかいない

できないことだらけで、上手くいかずピーピー言って周りに迷惑ばかりかけていた私ですが、それでも全研で働き続けているのには理由があります。

それは、どんなにできなくても、失敗しても、
全研には見捨てずに向き合い続けてくる人しかいないからです。

SOでの仕事も、フロントサークルも営業での毎日も、正直ダメダメでした。
それでも、向き合って話し合いをして、またチャンスをくださる。
新卒の成長の為なら、どんなことも惜しまない。
そんな人しか全研にはいません。

こんなにも、他人の成長を本気で全力で考えてくださるのか、と正直驚きました。
でも、その人の良さこそが全研の良さです。

落ち込んでいた時期、それは自分本位に自分のできないことばかりに目がいってしまっていた時期でした。

周りを見れば、自分の成長のために一緒になって走ってくれて、一緒になって喜んでくれる。
そんな人達しかいないんです。

だからこそ、そうやって向き合ってくださる周りの人に対して、一人前になって恩返しがしたい。
その思いがあるからこそ、私は全研で働き続けています。

自分の成長が周りへの恩返しになるからこそ、今の私の目標は一人前の営業、フロントになることです。

まだまだ遠い道のりで、多くの壁がありますが、それでも一歩ずつ進んでいこうと思っています!
どんなにスローペースでも、不器用でも挑戦する人を応援し続ける文化があるのが全研だから。
だからこそ、頑張り続けられるんです。

このブログが学生、新卒、そしていつか読み返したときの自分の背中を押す。
そんな役割を果たせたら嬉しいです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!