皆さん、こんにちは!HRビジネスパートナー事業部 健康美容EXPO営業の折間です。
弊社の健康美容EXPOは2005年からスタートし、ついに15周年間近!ということで、今回はメディア立ち上げからの制作現場の様子を振り返ってみたいと思います。

実際に現場で制作に関わっているスタッフにインタビューをしていきますので、ぜひご覧ください!

折間さん記事メイン画像

インタビューに答えて頂くのは、健康美容EXPOの制作に関わって15年目の栗山さん!

栗山さん顔写真栗山 美ゆきさん
健康美容EXPO立ち上げ期から全研で働いているデザイナーで、舞(前衛舞踊)というジャンルで活動する舞踏家でもあります。
過去にも全研ブログの中で仕事の流儀や海外での活動について紹介しています。

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栗山さんには改めて、立ち上げ当初~現在に至るまでの制作現場の様子や健康美容EXPOの変化について、記憶を呼び起こしてインタビューに答えて頂きました。

折:早速ですが、栗山さんは健康美容EXPO立ち上げ当初(2005年)は、どんな業務に関わっていたんですか?

栗:私が入社した当初はサイト内の情報を増やしてコンテンツを充実させるために、商材のデータ入力からスタートしました。
前職の広告代理店でグラフィックデザインを行っていましたので、デザインのお仕事でもお声を掛けて頂いて、徐々に携わるようになったんです。

一番印象に残っているデザインのお仕事とは?

折:最初はデザイン業務ではなく、データ入力をされていたんですね。デザインの仕事を行うようになってから、印象的だったのは何を行った時ですか?

栗:2012年に行ったTOPのファーストビュー(ページを開いた時に最初に見える部分)のリニューアルをした時です。
その当時、サイト内で商材を検索する際にカテゴリを選ぶ部分がプルダウン(ボタンをクリックすると、そこに関連する複数のメニューが下に降りるように表出する仕様)でした。
当時その部分のデザインを変更する為、EXPOチームで行われる週一回の定例ミーティング内でチームのメンバーに変更デザインの提案をしました。ミーティングでは、もちろん他のことも決めないといけません。限られた時間の中で何週にも渡ってブラッシュアップをしながら、毎週違う案を発表しました。その数10案以上…。

折:あの当時は、色んな案が飛び交いましたね。毎回チームで出し合う案を栗山さんが次のミーティングまでにデザインに落とし込んでくれていたのを覚えています。口で説明するだけではモヤっとしていたところが、目に見える形で共有されることで、「そうそう、こんなイメージ!」と少しずつリニューアル後の形が見えていったと思います。

栗:最終的に、ニーズが高くてユーザーにとって必要なカテゴリをTOPに表示することでまとまり、「原料」「製造・OEM」「製品」「容器・機器設備など」の4つをピックアップしてリニューアルしました。

①EXPO.TOPpage

▲そして新しくなったのが、今の健康美容EXPOです。

折:このトップページのデザイン改修によって、ユーザーが探したいカテゴリが一目で分かるようになりましたね。

栗:はい。知りたい情報にスムーズに辿りつけるようになったので、ユーザビリティの向上にも繋がりました。各カテゴリページのアクセス数もアップしましたね。

様々な試行錯誤を積み重ねた結果が、現在の「健康美容EXPO」の姿

折:その他に立ち上げ当初からなにか変化したポイントなどはありましたか?

インタビュー風景 栗山

栗:はい。他のサイトで見て、「便利そうだからEXPOでもやってみよう」と新しい機能を入れたり、デザインを修正したりすることが15年の間に何度かありました。
ただ、B to B(企業間で行うビジネス)に特化した媒体で、業界を健康美容業界に絞っているという特質もあり、他のサイトではすごく良いと思える機能でも、実際に健康美容EXPOに実装してみたら、そうでもなかった…なんてこともありました。
デザイン自体は年月を重ねるごとにシンプルになっていると思います。

折:色んな機能が盛りだくさんだと逆に見づらくなってしまって、シンプルな方が使いやすいこともありますからね。
ビジネスパートナーを見つけるための健康美容EXPOのマッチングサービス「簡単依頼メール」も、ページを見てみると結構シンプルです。こちらも以前デザイン変更を行いました。
この時も、シンプルさと分かりやすさに重点を置いて、最終的なデザインを決めましたよね。

②簡単依頼メール-renewal

▲こちらがサイト内で使用されているサービス説明。わかりやすさを重視したデザインです。

折:このような改修業務で意識している点は、ありますか?

栗:普段から意識している点は、通常のルーティーン作業やお客様からご依頼のあったデザイン依頼の案件との作業時間のバランスと効率化です。
まずは、お客様から受注した案件が優先なので、そちらが忙しくて、「とても改修作業の時間が取れない…」という時も、もちろんあります。そういう時は、作業の優先順位やどのタイミングで作業を進めるかをチーム内で共有して相談するんです。何度もスケジュールを考えながら、目標の納期に間に合わせるために、自分のやりやすい方法と納品時間とを調整しつつ進め、改修作業が疎かにならないようにします。

折:集中してデザインをしなければいけない時などは、あれもこれもと作業するわけにはいかないですからね。そのバランスをしっかりと周りと調整し合っているのは、営業からも見ても進捗がわかるので安心してお願いができます。

15周年を迎える歴史あるサイトだからできること

栗:改修作業の一貫として、健康美容EXPO内に新しい読み物系のコンテンツを増やす企画が立ち上がりました。その内の一つに、コンテンツ化が実現して現在も更新を続けている、独自コンテンツの「機能性表示食品制度」があります。

チェックアイコン】 機能性表示食品制度とは、食品の機能性を分かりやすく表示することで、消費者が正しい情報を得られる制度。サイト内ではこの機能性表示食品に関する情報をわかりまとめています。

栗:消費者庁からの届出更新があると(週に1~3回)その度に情報をまとめて、独自の編集方法でグラフや表に集計して週に1回コンテンツ内にアップします。更に半年ごとに、その総数も集計し、アップしているので、情報量はかなり膨大です。

③機能性表示食品-graph
▲たくさんの情報を見やすく表にして、サイト内に掲載します。

栗:そうしたデータや経験の蓄積が、15年間続いた媒体としての強みであり、それをどう今後、媒体の中で活かしていくか、という点でこれからもチームの皆さんと話し合いながら、サイト内のPDCAを続けていけたらと思います。

お客様に必要とされるサイトでいるために

今回、制作・デザイン担当の栗山さんへのインタビューを通して、立ち上げから現在までを振り返ってみました。
健康美容EXPOが現在の姿に至るまで、幾度となく繰り返される試行錯誤によって、今もサービスが存続しているのだと改めて実感を致しました。

引き続き、ユーザーの利便性の探求、健康美容業界の動向に合わせたコンテンツの制作を行い、業界関係者の皆様に必要とされるサイトとして居続けられるように、チーム一丸となって健康美容EXPOを成長させて参ります。

以上、HRビジネスパートナーの折間でした。