こんにちは。
HRビジネスパートナー事業部『健康美容EXPO』営業の折間です。

今回は、健康美容EXPOの営業活動において、とても重要な情報収集とその活用方法についてお話しさせていただきたいと思います。

健康美容EXPOには、以前ブログでも紹介させていただいたスーパーフードの特集ページがございます。
ページを公開した事で、以前に増してお客様からスーパーフードについてお問い合わせいただくようになりました。
>>特集ページを作成したデザイナーのブログはこちら<<

ページを作り、お問い合わせをいただいたその後が、営業マンにとって重要な「お客様と接する機会」です。
私自身が何も知らないままでは、お問い合わせに対応できませんし、適当な回答ではお客様からの信頼を得られません。
最新情報やトレンド情報をいち早くつかむために、テレビ、インターネット、雑誌、業界紙など様々なメディア、ツールを使って、日々情報収集を行っております。

営業マンの情報収集

まず、一番身近で手軽に情報を探せる方法はインターネットで検索することですね。

「チアシード」「キヌア」「アマランサス」など、調べたい素材名で検索すると、様々なニュースや新製品のリリース情報が載っているページを見つけることができます。そこから必要に応じて情報をインプットします。

折間さん写真2

ニュース・リリースなどから得られる情報としては、大きく分けて2つございます。
1つ目は、営業先で話すネタ。

事前に様々な情報を頭に入れておくと、関連のあるメーカー・商社などに商談をする際に話のネタとなります。またそれを話す事で、先方から新たな情報を引き出すきっかけになる事も。

2つ目は、新しい営業先を探す際の情報。
製品の紹介記事などから販売元を調べることで、まだ商談したことのない企業様と出会えるきっかけになる事があります。

次にテレビ番組情報です。健康美容EXPOでは、健康美容関係のテレビ番組情報を毎週まとめています。そこで気になる番組はチェックするようにしております。
例えば、「名医とつながる!たけしの家庭の医学」(テレビ朝日)「ガッテン!」(NHK)など。

関連がありそうな番組は録画して実際に観る場合もありますが、内容以上にその後の反響、市場の動きについて、調べます。こういう場合は、ネットの情報が早いため、ネットツールやメディアなどを伝って調べてみます。

例えば、グーグルトレンド。
検索のトレンドを知ることができるツールです。

検索はヒットの前兆!

1年以上前の話ですが、2016年3月29日にとあるテレビ番組で「もち麦」の特集番組が放送されました。
内容は、女性芸人の方が「もち麦腸活ダイエット」に挑戦している健康情報バラエティでした。
それを受けて、「もち麦」の検索推移がどのくらい伸びたか調べてみると、やはり放送当日に明らかな検索数の増加が確認できます。

皆さんもテレビで気になる製品・情報が紹介されたら、すぐにスマホなどで検索すると思いますが、そういったユーザーの影響がグーグルトレンドを見ると明らかになります。

Googleトレンド
▲「もち麦」の検索推移グラフ

このデータから、消費者の興味度が上がったことがわかるため、今後市場の拡大が予想されます。
ただ、それだけでは、実際の販売にどれだけつながったかはわかりません。瞬間的に検索数が伸びましたが、その後どのくらい売上が上昇するかすぐに把握できないからです。

販売数が伸びるかもしれないという予測を確信的なものにするには、メーカーの公式発表を頼りにします。例えば、関連企業のIR情報、株主総会での発表などで確認できることもあります。

今回の「もち麦」の例だと、ある食品メーカーの翌年の株主総会発表で、2016年度「もち麦」ブームにより、関連商品の売上が前年対比の約2倍に拡大と発表がありました。
ここで初めて、1年前の「売れるかもしれない!」という予想がはずれていなかったとわかるのです。

情報収集は、楽しんで行うこと!

事実の確認ができると、テストの答え合わせをするような感覚でとても清々しい気持ちになります。
身近にあるニュースから予測・仮説、検証、事実確認。
そんな事を繰り返していると、今後の市場の動向を予測する事が楽しくなってきます。

他にも、メディアへの露出が多い有名モデルが、普段の食生活に「アマランサス」「タイガーナッツ」を取り入れ、体型維持をしているという放送がありました。
すると検索数が同様の推移を辿り、市場へ影響を与えています。

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お客様から「今後売れそうな素材は何かありますか?」などと質問されると、待ってました!という気持ちです。
実際売れるかどうかの断定はできませんが、過去の事例に基づき話をする事で、お客様にも興味深々に話を聞いていただけます。
このような情報交換を繰り返すと、今度はお客様から連絡をいただくようになりますし、意見を求められるようになることがあります。

身の回りの情報をじっくり調査!

こうなってくると、日々身の回りにある何気ない情報も役立つのではと興味を持って収集することができます。

例えば、コンビニやスーパーなど食品売り場で買い物する時、スーパーフードに関連した商品があると目に留まります。
そして、パッケージの裏側を見て、配合成分、メーカー情報など隅々までチェックします。(笑)

普段の生活の中で目にするものを、目線を変えたり、見る角度を変えたりすると、何気ない情報がとても新鮮で興味深いものに変化することがあります。
通勤に見かける中吊り広告、スーパーやショップの陳列棚、テレビ・ネットのニュース、CMなどの情報も、見方を変えることで新しい発見に繋がっていくのです。

今回は、普段営業の現場で使っている情報収集の一端について、紹介をさせていただきました。
以上、『健康美容EXPO』営業の折間でした。