●新卒2年目の日常~フウ

こんにちは。コンテンツマーケティング事業部(以下Cマーケ)営業、16卒の胡宇翔です。
新卒入社して営業として駆け抜けた一年、毎日怒涛のような日々を過ごしている中でも、ものすごく濃い時間だと感じた営業コンテストについて書かせていただきます。

営業コンテストとは

全研本社では、年に1回、営業が数字の達成率を競う営業コンテストがあります。
売上額を競うのではなく、上長が設定した、個人の目標数字に対しての達成率を競うものなので、役職も、在籍年数も関係なく全員に入賞のチャンスがある、「頑張った人を評価してくれる全研ならでは」のイベントです!

何かをやらなければと思えた瞬間

私は、月間の個人売上0を新卒一年目で何度も経験しています。
(それでも見捨てなかった先輩方に本当に感謝しています。)

当時の私は、「ああ、またダメだったなあ…」と落ち込むだけで次の行動に出られていませんでした。
それでも、そんな私に数字を付けようと、チームリーダーは本当に親身にトークや業界知識を教えてくださいました。
仕事の効率が悪すぎる私に、何がだめなのか、作業効率を上げるため自分はどういう方法を取っているのか教えてくださり、ご自身の時間を使って私の資料作成の方法を見て、どこが省けるのかつきっきりでご指導いただいたり…

ここまでやってくれるのか!というくらい本気で向き合っていただきました。

本当に感謝しています。
ここまでしてくださるチームリーダーに、ちゃんと達成で恩返しがしたいと思いました。

それでも、思ったようには結果がでないまま、2016年12月に、それまで所属していた営業チームは解散となってしまいました。
チームメンバーとして恩返しができなくなってしまったことが心底悔しくて、ミーティングの後に、泣いてしまいました。
でもその時に、他に恩返しをする方法は何だろうと考えた時、営業コンテストでの上位入賞だと思いました。

はじめは、コンテストに対しても、やってやろうという気持ちよりも「本当にできる?」というふうに、本気で自分事として考えられていませんでした。

しかし、チームリーダーから「これ達成できる数字じゃない?」とコンテスト初日に言っていただけて、「あ、私にもできるんだ」と思い、だったらとにかくこの与えられたチャンスを、できないと決めつけるのではなく、とにかく入賞を目標にして頑張ろうと思うことができました。

テレアポ②

自分の仕事に本気で向き合うということ

仕事をする際に、「当事者意識」という言葉がよく言われますが、営業の場合は、「自分が数字をもってくる」ことを強烈に意識して、そのためにできることを全力でやるということだと思っています。
それを強烈に意識したのは、昨年末の忘年会での新卒バトルがきっかけでした。

テーマは、《採用動画の制作》で、準備期間は9月から12月までの約4ヶ月。
16卒だけで採用動画の企画立案制作まで全ておこなったのですが、普段の業務と異なり、「上司」という明確なリーダーがおらず、誰も意思決定をしませんでした。
決まらないままキャパ以上のタスクだけが増えていくという状態でした。その結果、最終提出日まであと2週間というタイミングですべてイチからやり直しに…。

私だけではなく、同期全員が「自分がやらなければ終わってしまう」という危機感を本気で感じたと思います。「誰かがやるだろう」ではなく、「自分には何ができるだろう」を考えて動くようになりました。
そうなってくると、自分ができることをやって、それが、ちゃんとメンバーの役に立つことが嬉しくなって…ハードタスクにもかかわらず状況を楽しめるようになりました。

忘年会でのこの学びは、業務にもそのまま活かされました。

Cマーケの営業はチーム単位で、アポを取ったら、フロント営業メンバーに訪問してもらうという体制で動いています。
今までと同じように、「フロント営業に決めてもらう」という他人任せだった状態を続けても、同じことを繰り返すだけでは絶対に達成できません。
だから、具体的な行動を変えること「数字につなげるために、自分にできることは何なのか」を必死に考えるようになりました。

本気で自分の数字に向き合って、達成しようと思ったからこそ、一つ一つのアポに対して熱中して、どんな提案ができるのか考えるのが楽しくて、前向きに取り組むことができました。
仕事への意識が変わった瞬間でした。

自分事として考えることができたからこそ、今まで電話でしか話したことのなかったお客さんにも自分からああでもない、こうでもないと沢山話をさせていただいて、実際に同行もさせていただいて、お客さんの話も直接聞くことができました。

最終的に契約をいただくときに、「胡さんのこと信頼してます、これから一緒に頑張っていきましょう!」と言っていただけて、それが本当にうれしくて、絶対成果でお返しするんだと思いました。

個人戦だけど、周りのサポートのおかげで達成できた数字

営業コンテストはチーム単位ではなく、個人に目標数字が課せらる個人戦ですが、本当に沢山の方々からフォローしていただいたからこそ、「自分でも動かなきゃ!」という気持ちになりました。
コンテスト開始1ヶ月目に仕事でミスをして、チームに迷惑をかけてしまったことが悔しくて気持ちが沈んでいた時に、上司から食事に誘っていただきました。

「自分のせいで沢山チームに迷惑をかけてしまった」
「私のミスで、チームリーダーに謝らせてしまっているのが申し訳ない」
と落ち込んでいたのですが、その場で、仕事への向き合い方について沢山話していただきました。

「ミスから学ぶこと」、「言い訳をしないこと」、「泣かないこと」。
自分のミスに理由を付けて、ふてくされるだけだったら誰にでもできる。
大切なのは、どうやれば同じミスを起こさないかを考えること。分からなかったら教えてくれる人は全研には沢山いるけれど、泣いてしまったら、何も教えてもらえなくなる。

でも、その時の私の状態は、自分で成長の機会をつぶしてしまっていて、もったいないと教えていただき、すごく納得しました。

失敗もちゃんと成長の糧にできるようになりたいと思えました。
それから失敗したとしても落ち込むのではなく、次どうしたらいいだろう、どう挽回すればいいだろうと考えるようになりました。

そして、「新卒が入賞しました!ってなったら素敵じゃない?それが一番の恩返しだよ。」と言ってくださり、「じゃあ絶対入賞します!」と鼻水まみれで言いました(笑)
コンテスト入賞に向け、スイッチがもう一度入った瞬間でした。

2月になってなかなか数字が付かない時期が続いた時にも、「絶対にコンテスト入賞させるぞ!」と上長が本気になって下さり、どうやったら達成するのか?何をすればいいのか?を一緒になって真剣に考えて下さり、何がなんでも成果で応えなければと思いました。

画像2

結果、最後の最後で数字があがり、目標に対して120%以上の達成、営業コンテスト3位で入賞することができました。
私が今回コンテストに入賞できたのは、間違いなく、上司や周りのメンバーや、信じて任せてくれたお客さまからのおかげだと言えます。本当に、本当に感謝しています。

今後の目標

今回チャンスに挑戦したからこそ、仕事への向き合い方、考え方を変えることができました。
やっとスタート地点に立って、私には目標が2つできました。

① 自分で数字を作ること

今回の営業コンテストは、Cマーケの役職者の方、先輩方、沢山の方々に支えていただいて、達成できたものです。
他の入賞メンバーと違って、自分で自分の数字を作れなかったことに、「今回は行かせてもらったんだな」と悔しい気持ちが残りました。
来年の営業コンテストでは、成長した自分が、本当にやり切って自分から勝ち取れたといえるようにします!

② 成功体験を次に伝えていくこと

営業コンテストもそのあとの報奨旅行も、今まで以上に全研の多くの方々と関わることができて、自分の視野を広げることができました。
ビジネスマンとして、沢山の刺激を受けて、本当にやり切ってよかった、行くことができてよかったと心から思っています。

BeFunky Collage

新卒だったけど、外国人だったけど、それでもやろうと思えばできる!
ということを私自身が体現しました。
本当に頑張ってよかったと思えた体験を次にしっかりと伝えていきたいと思います。

次の目標に向かって、これからも引き続き挑戦していきます!

s_IMG_4013

以上、16卒の胡でした!