メディアネットワーク事業部CP 営業の小泉です。
さて今回は表題の通りパンダとペンギンについて少し触れてみましょう。

パンダとペンギン・・・
そう動物園で必ず一度は見たことのある
こんなやつペンギンや、あんなやつパンダです。かわいいですね!

 

話を戻します。
今回触れている「パンダとペンギン」というのは
Googleが行っている検索アルゴリズムの通称のことです。

日々、Googleは「検索結果の最適化」を行っています。
そのアルゴリズムの改変の呼び名を「パンダアルゴリズム」とか「ペンギンアップデート」と言います。
参考までにGoogleの検索画面で「パンダとペンギン」で検索をすると
動物園の話題なんて全くでてきません。
かわいい画像ではなくむしろ、「対策」だとか「捕捉」なんて言葉が紐ついてきます。
ではなぜ「パンダとペンギン」なんでしょう??
それは後程触れるとして・・・。

Googleが行っている「パンダとペンギン」について簡単に説明しますね。

まず「パンダアルゴリズム」とは簡単に言うと
重複コンテンツと低品質コンテンツを取り締まる為のアルゴリズムの事です。
いわばサイト内部における取り締まりですね。
コピー記事(スクレイピング)やページ主旨内容がサイト内外で同じ(重複コンテンツ)、
バナーや発リンクが多く、中身が無い誘導ページ(低品質ページ)を
検索結果から除外するためのアルゴリズムになります。

それに対して「ペンギンアップデート」とは
簡単に言うと、ドアウェイページと低品質コンテンツを取り締まる為のアルゴリズムです。
いわばサイト外(外部リンク)の取り締まりですね。
悪質なスパムやキーワードの詰込、過剰な相互リンクといった
「意図せず反する不正手法等を明確に捕捉する」アルゴリズムなのです。

Googleはこれらのアルゴリズムを日々進化(アップデート)させることにより、
ユーザーにとってより最適化された自然な検索結果を表示することを目指しています。

2011年2月にパンダアップデート1が襲来!?してから、11月の上旬までで21回のアップデートがあり、
近々では11月21日にパンダアップデート22が来ました。
ペンギンアップデートに関しては2012年4月に行われてから
5月と10月の二度のアップデートが行われています。

このパンダとペンギンに捕捉されると、
今まで検索結果で上位にあった企業でもあっというまに圏外まで落とされてしまったり、
検索結果から除外されてしまったり
もします。

検索結果の上位表示を狙っている企業にとっては大打撃であり、
今日、Webマーケティングにおけるパンダとペンギンの存在というのが
非常に重要な存在であることは分かっていただけたでしょうか。

そうそう、ではなぜ“パンダ”と“ペンギン”なのか?

SEOにおけるGoogleのアルゴリズムは200以上あります。
Googleが推奨しないSEO手法(ブラックハット)を取り締まる為のコードネームの事を
“パンダアルゴリズム”や“ペンギンアップデート”と呼んでおり
「ファームを嫌う」「白黒つける」という意味合いから、パンダやペンギンなんですね。

それでは次に来るのは・・・「シマウマ?」「シャチ?」

CPチームでパンダ&ペンギンについてMTG中

そういう訳で我々CPチームのミーティング中には、パンダやペンギンという言葉が飛び交っています。
お客様ともパンダやペンギンについて真剣に話をするんです(笑)
なので、全研社内でパンダとかペンギンとかいう言葉が聞こえてくるのは当たり前の事なんですね。

パンダとペンギン…

最近は子供達と動物園に行ってもパンダやペンギンがこんな風に見えてしまう
CP小泉でした(笑)